松屋銀座を訪れた折、たまたま7階ギャラリーで丹後織物展覧会に遭遇しました。
1720年に誕生した「丹後ちりめん」は東京オリンピックイヤーの2020年には300年を迎えるそうで、和装用白生地絹織物としてトップシェアを誇っているそう。
参加企業8社の丹後織物作品と共に、織物糸や、機織りの道具、各社の制作現場で働く人々の写真展示もあり、小さな空間ながら、みどころ抜群でした。京都の丹後にこれだけ多様な技術集団が集まっていることも興味深い事実です。
丹後ちりめんおよび、丹後の織物業の伝統と技術を未来に繋ぐために、初めて企画された展覧会だとか。8階催事場の北海道物産展を訪れたアシで立ち寄ったものの、心躍るたいへん楽しい空間でした。
企画: 第719回デザインギャラリー1953企画展「Tango Twist -糸と織のリズム-」
会期: 平成27年10月14日(水曜日)~11月9日(月曜日)
場所: 松屋銀座7階デザインギャラリー1953