昨夏に続いて、2度目のバーニャ(Баня)体験をしました。今回は、身体の芯から暖をとろうというテーマです。
前回とは別の空間でしたが、4階建てのビルの4階が女性用。他の階は男性用のようす(読み取れず)。1階にカフェとバーニャグッズを扱うお店があり、バーニャにつきものの白樺等の木の葉を束ねたヴェニクを購入してのぞみました。
4階入口を入ると、受付の先は個室で区切られていて、中に私物を置いて着替えをする形式。やっぱり部屋に鍵はかけません。ただ、受付では、バーニャ(ロシア式サウナ)の鍵をもらいます。本日のこちら、料金は時間制(300ルーブリ/時間)、2時間滞在しました。
浴室の先は、ミストサウナのトルコ式サウナ、高温じゃないロシア式サウナ、この2つはどちらも比較的小さいです。人が4人入ったらいっぱいな感じ。その先に洗い場があり、シャワーが4つ。ベンチが4つ+椅子がいくつか。そして水風呂プールとぬるいお風呂プール。ハシゴをのぼって浸かりにいく背の高いプール空間です。この洗い場+プール空間の先ロシア式サウナ(鍵がないと入れません)。よくある階段状が4段のサウナ空間と、サウナ炉の真上の特別空間(90度ほどあるとか)の2つでレイアウトされています。みっちり座れば20人以上入れそうですが、寝そべる人、ヴェニクで叩きあう人、それぞれの楽しみ方で出たり入ったり。ヴェニクはお湯に浸して柔らかくしてから使います。葉の薬用効果も手伝って、叩くと血行促進やマッサージ効果があるそうです。
前回より広いからか、冬だからか、人気があるからか、理由はわかりませんが、けっこうな人の入り。コトバの理解度は低いながら、文字通りのハダカのお付き合いを満喫しました。バーニャのスペシャリスト?みたいなお友だちがご一緒してくださったおかげで、上がった後、数時間単位でカラダがポカポカでした。専門家に聞けってほんとだな、と思います。上がった後に1階カフェに立ち寄ったところ、バーニャから来たのであろう腰巻ひとつでビールを求める豪気なオジサマがいらしたので、後ろから記念撮影してしまいました(断りもなくごめんなさい)。
日本の銭湯も、家庭のお風呂に比べると、温まり方が格段に上ですが、お風呂とサウナとの違いからか、「銭湯→繊細・バーニャ→豪快」という雑感を覚えた今日でした。現地の方々のお楽しみに参加できる身の上に感謝です!