縁ありまして、浜離宮恩賜公園の近くで派遣としてお仕事をはじめました。浜離宮、職場から、お昼休みにちょっと公園で散歩できる距離なので、さっそく行ってみました。
今は、菜の花が盛り、黄色の花畑が広がっています、むせかえるほどの香りです。サイトの情報によれば、3000平米の花畑に30万本の菜の花が咲き乱れているそうです。なお、梅の盛りは少し過ぎたものの、梅林への立ち入りOKなので至近距離で梅の花の撮影ができます。お天気の良いこの日、婚礼衣装に身を包んだカップルが、花畑をバックに写真撮影を行っていました。ほのぼのとした風景です☆
これだけ自然あふれた空間ながら、引きの写真に必ず入ってくる高層ビル群とのギャップが、都心の庭園ならではのユニーク加減をかもしているように感じられます。個人的には、このギャップが好きで、浜離宮ファンになった気がしています。
浜離宮は、古くは江戸・徳川将軍家の鷹狩場として海を埋め立てて1654年におこったのがはじまりだそうです。海水を引き入れた潮入の池と二つの鴨場があったとか。
明治維新以降、皇室の離宮となり、1945年に東京都に下賜された後、浜離宮恩賜公園として公開されるようになったのだそうです。なにげに浜離宮、たいへんな歴史のある空間です。周辺空間はめまぐるしく変化を遂げ、いまや高層ビルが立ち並ぶ街並みをたたえていますが、浜離宮ののどかな空気感は、永久であってほしいものです。
これから春ですから、調子に乗って、年間パス(300円/回のところ1200円/年です)を購入してしまったので、昼時限定ながら、足しげく通いたいと思います!