先日、グロービス経営大学院 東京校にて開催の、「地域を変革する社会起業家に学ぶ事業構想と実行力」ソーシャルナイトセミナーに参加してきました。
本セミナーでは、人口減少やGDP縮小時代に対応する新たなイノベーションの生み出
し方について、先駆者たちの事業構想力や実行力から学ぶとともに、地域創生、持続
可能性、ビジネスモデル、イノベーション、実行力などをキーワードに、ビジネスス
クール流の分析も加え、ディスカッションやQ&Aもふんだんに行うことで、ご参加者
の有効な学びへとフィードバックします。
こんな売り文句に興味を覚えて参加したわけですが(定員150名のところ、抽選に通りました☆)、十二分に元気なお話を聞くことができました。
登壇者はこちらのお三方:
小松洋介さん~「よそ者の価値」を生かしながら地方で生きるという選択肢
公益社団法人MORIUMIUS(旧Sweet Treat 311) 代表理事 立花 貴 氏
「モリウミアス」がつくる未来 被災地の一次産業を蘇らせて「地方創生」のモデルに
NPO法人ETIC. 理事 事業統括ディレクター 山内 幸治 氏
「僕が右腕派遣に取り組む理由」 ETIC.山内幸治インタビュー
ソーシャルビジネスで成功するには?という切り口で集まった方が多いのかどうか不明ながら、事業の紹介よりもパネルセッションのお話が、まさしくそれぞれの皆さんが臨んでいる日常や思想が垣間見えて面白かったです。
いま、ベンチャーに臨む起業家のマインドは課題解決型と価値創造型の2極にあるという話。
現在の東北は震災の影響で、日本の15年先進んだ未来にあると考えられる。つまるところ、未来の縮図がそこにあり、最先端の社会課題に触れることができる環境にあることを刺激と感じて仕事に臨むことができるとのこと。
やはりよそ者感は否めないものの、聴く力をベースとしたコミュニケーションを醸成することで、共感を集め、時間をかけて良好な関係を構築することが期待できる今に至っているそう。
これからはどのような社会、暮らしをデザインするかが大切なマインドになっていく方向性、そこにイノベーションのヒントがある。多様性のある環境、持続可能な事業を心掛けることがカギとのことでした。
あいにく今の自分に即役立つ知識ではないものの、プラスになる考え方をもらった夜でした。感謝です。