銀座松屋で開催中の「草乃しずか展」を訪れてきました。銀座きもの初市も共催で、ちょうど着物好きの目に楽しい時間でした。
草乃さんの作品たちは、日本刺繍の技法をふんだんに魅せるもので、展示内容は帯に始まり細やかな日本刺繍それぞれの技法を紹介するようなものもあり、仕上げ的な歴史上名のある女性へ捧ぐ振袖作品集もありました。いずれも、細やかな作業を重ねたうえで仕上がる作品ばかりなので、そのお時間も含めた力量(という表現が適切でなかったらごめんなさい)に敬意を覚えました。
日本刺繍なので、どうやっても和の絵柄になるのですが、歴史上の女性にあがっている方として、マリー・アントワネットだったり、エカテリーナだったり、ほぉ~な女性があがっていて、絵柄の意味も含めて楽しみました。
表現力に国境はないなぁ、とつくづく感じたひと時でした。