春もまっさかり、暑いくらいの日もちらほらするようになったこの頃、ライラックが咲き始めました。紫色の細かい花をたたえて、ほのかな甘い香りを漂わせています。
ライラックはヨーロッパ原産なのだそうで、英語名がlilac、フランス語名がlilasなので、ライラックとかリラとか呼ばれます。和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)、可愛らしくない響きですね。。花びらは4枚ですが、5枚になっている花を見つけて黙って飲み込むと、愛する人と永遠に過ごせるという言い伝えがあるんだとか。やっぱりロマンチックな要素をたたえてます。
ライラック全般の花言葉は、「思い出」「友情」「謙虚」、そして、花の色によっても花言葉が違うのだそうです。なお、ヨーロッパでは家に持ち込むのは不吉だと言われてるとか。こんなに香りがよくて愛らしいのに、不吉呼ばわりされるとは、いったいどんなルーツがあるのやら。ちょっときれいだったから持ち帰ってみた、なんてことがないように気を付けなくてはいけません。。