Darmstadtにてリニューアルオープンをとげたばかりのヘッセ州博物館 Hessisches Landesuseum、オープン初日の9/13(土)・翌14(日)は、無料招待日。ありがたく、無料招待にあずかってきました。通常は大人6ユーロ、子ども4ユーロだそうです。
地上4階+地下1階、古代エジプトの美術品にはじまり工芸品や宗教画、現代アートまで、さまざま(おまけ:日本の工芸品として、甲冑と鏡がありました。甲冑についてた顔があまりにラブリーだったのでつい写真におさめてしまいました)。
展示説明は無論ドイツ語なので、ほとんどわからないものの、見ているだけでも十二分に興味深く、時間を忘れました。いまどきの博物館ならでは、デジタルツールを活用した見せ方の工夫も多数見受けられ、違った観点での関心もあり、正味3時間ほど滞在、休憩時間ゼロでした。
博物館内にはカフェも併設していて、軽食も楽しめるようです。
表示言葉がわからない口惜しさまぎれに、たまたま最初に入った古代エジプトの美術品の中に、ネックレス・腕輪・指輪・イヤリングなどの宝飾品、櫛まであったことを受けて、中世絵画の中に、どんな形で宝飾品が描かれているのかを、見てみることにしました。すると、宝飾品をまとって絵画に登場するのは、富裕層。男性でも、ネックレスや指輪、ブローチなどを普通につけていました。さすがにイヤリングは女性のみ、でも、かなり稀。工芸品そのものの展示もあるので(地下階です)、宝飾品の技術が格段に精度を上げていく様子も見受けられ、本当に楽しかったです。職人さんは、何を思いながら、モノづくりにのぞんでいたんでしょう。
感激ひとしおで博物館を後にしたところで、汽笛の音が聞こえて振り向くと、通常トラムが走っている道を、蒸気機関車風?トラムが走っていました。レア三昧を堪能した一日です。
ごちそうさまでした。