State Russian Museum

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PhotoGrid_1435903932073サンクトペテルブルグ ロシア美術館を訪れた備忘録。

ロシア美術館、本館以外にもいくつか棟があります。ちょっと離れてるので要注意ですが、セット価格でチケット販売してます。

今回は本館のみ(350 RUB)。19世紀初頭に建てられたというみやびやかなミハイロフスキー宮殿の中で、ロシア美術をしっかりお勉強。絵画だけでなく工芸品もいろいろあって、かなり楽しめます。

モスクワのトレチャコフギャラリーの方が大きいのかな?と思ったら、こちらの方がコレクションの数は倍以上の40万点(ちなみにエルミタージュは世界最大300万点)。見終わった後は、かなりの疲労感をともなっていました。

ヴァシーリー・ヴェレシチャーギン(Vasily Vereshchagin)というたいへん精緻な絵を描く画家さんが、1903年に日本を訪れた際の絵として、日光の寺やボートに和傘を携えた和服女性たちのものがあって、妙に心が躍りました。

次いで、レーピン Ilja Repin のSadko (Underwater Kingdom) が印象的でした。個人的には、ほとんど表情がないというか、感情の見えない絵が多いように感じるレーピンの画の中で、現実離れした空間とそこに居る人々の不可思議な組み合わせが妙に目立って感じられたのでした。

ロシア美術、これまであまり気に留めてこなかったジャンルですが、ひとつ新たな引き出しができたような気がします、楽しみです。

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