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ドイツから一時的に里帰りして、ただいま東京滞在中です。

ドイツ生活で、なにげに一番最初に恋しくなったものが、お風呂でした。海外旅行などでバスタブのない浴室経験はありましたが、シャワーのみが日常化すると、お風呂を懐かしむ気持ちが沸き上がった自分に驚きました。

逆に、海外の方から日本のお風呂はどのように評価されているんだろう?と調べたところ、ユニリーバがすでに調査結果をリリースしていました。

-アックス シャワナビニュース 調査レポート- 在日外国人からみた『日本のお風呂評価』 調査結果発表 シンジラレナイ!在日外国人が最も驚いた、日本のお風呂習慣とは!?(2010年10月28日)

日本のお風呂文化について、在日外国人に聞いたところ、「日本のお風呂文化は進んでいる!」という答えが多くあがりました。シャワーで済ませることが多い外国人にとって、湯船につかることが当たり前の日本のお風呂文化はリラックスできる良い場だと思っており、日本の自然の恵みである温泉や露天風呂なども、母国に紹介したいと思っていることが分かりました。

日本のお風呂経験を通じて、日本のお風呂習慣を高く評価し、母国へ紹介したいとまで思われているのはうれしいことです。

そういえば、ドイツ滞在中、連れに一度サウナへ連れて行ってもらいました。ちょっと珍しい経験だったので若干振り返り。

Jugendstilbad Darmstadtは、古くは公衆浴場があった跡を活用して、温泉プール&サウナ施設として運営しています。受付は一緒ながら、プールゾーンとサウナゾーンは入り口も料金も別々。こちらのサウナゾーンのみを訪問。

サウナは、プールとは異なり、水着は着用しません。そして、男女混浴です。事前に聞いていたので、心の準備はしていきましたが、なかなか刺激的な経験でした。意外と老若男女、特に偏りがあることもなく均等にいらっしゃったことも驚きでした。それでも、毎週火曜日はレディースデーで、男子禁制となる日が設定されているのだそう。サウナルームは、40度、60度、70度、90度など、温度別でいくつもの部屋があり、思い思いの楽しみ方ができます。1つの部屋は、時間毎にプログラムされていて、アロマを炊いたりするので、ヒトが集中していました。一方の、更衣室やシャワールームについては、非常に簡素で実直なつくりで、東京の入浴施設の使い勝手の良さ等、行き届いたサービスとのギャップを感じました。サウナを楽しむ空間なので、そこを充実させて、その他は極限そぎ落とせば、こんな形かな、と考えれば納得ではあります。ところ変わればを楽しんだひと時でした。