山種美術館で「琳派と秋の彩り」をみてきました。すでに会期終了(~2015/10/25)の備忘録です。琳派400年記念で、この頃はさまざまな空間でいろんな取り組みがあって面白いです。
今回も、琳派に学んだ作品を集め、それぞれの絵の脇に、それぞれ作家の出身や誰に師事した等、略歴の記載がありました。ざっくりとした時代背景の流れもともに楽しめる空間アレンジが効果的で、より一層楽しむことができました。
山種美術館は、山種証券(現・SMBCフレンド証券)の創始者 山崎種二(1893-1983)の個人コレクションをもとに開館したもので、開館の1966(昭和41)年7月当時は、東京・日本橋兜町にあったそうです。日本初の日本画専門美術館だったとか。横山大観や上村松園、川合玉堂ら画家と直接交流を深めながら蒐集を広げていたとか。現在の渋谷区広尾へ移転したのは2009年10月1日。創立者の「美術を通じて 社会、特に文化のために貢献する」という理念を継承し、理想的な環境づくりと質の高い展覧会を通じて、日本画の魅力を発信し続けておられるそうです。
この日は、ちょうどお昼時だったこともあり、山種美術館へ足を運ぶときのお約束の食べどころ「ビストロ・シロ」でランチをいただきました。いつでも魚介とお野菜の美味しいお店です。平日ランチは、スープ・サラダ・メイン・デザート・コーヒーがセットになっていて、CP適切です。
美味しいお食事と楽しい日本画コレクション、たいへん充実した一日を過ごすことができました。