The Städel Museum in Frankfurt

PhotoGrid_1427553154938お友だちから、「印象派に興味があれば、おススメだよ」と聞いたので、フランクフルトのシュテーデル美術館を訪れました。

フランクフルト中央駅から、マイン川を越えて間もない川沿いにある立派な美術館で、フェルメールの「地理学者」を置いていることで有名らしいです。が、本日のお目当ては、こちらの創設者であるシュテーデルさんが、ご自身のコレクションを寄贈して200年を記念した企画展 “MONET und die Geburt des Impressionisms” です。モネの作品を中心に、印象派の作品を多数、楽しんできました。

目玉は、モネの大型作品なんでしょうか。正直、日本人が喜ぶモネ作品は少なかったように思いました(すみません)。とはいえ、いくつかの主だった時代背景とテーマで括って展示してあって、企画者の趣向をふまえて、モネ、ピサロ、ルノアール、ドガなど、数々の印象派作品を満喫できました。

ただ、日本国内の美術展に行き慣れているからなのか、展示札(作品名・作者・作成年等を示したパネル)が、ドイツ語・英語で書かれていて、字も細かくて読みづらく、ちょっとがんばって読んでしまったが故に、企画展エリアを出ただけで、どえらい疲労感でした。。。

土曜日のせいなのか、10時オープンの直後に入ったにもかかわらず、けっこうな人、お昼近くには、さらにヒトひと人でした。ドイツ語availableな皆さんは、オーディオガイドを持った方がやたら多かったです。企画展内のドイツ語、英語ツアーガイドなどもあるようで、ほかの観光地の有名な美術館よりは、ずいぶんと混み合ったイメージを受けました。企画展のチケット(常設展込み)大人2枚で14ユーロ、まずまずの価格感です。この企画、2015年6月21日までやってるそうですから、フランクフルトでストップオーバー等、時間つぶししたい方には、もってこいのチャンスかと。

せっかくなので、常設展も拝見(企画展とフロアが異なります)。宗教画が大量にある中に、フェルメール(Johannes Vermeer)の『地理学者 (Der Geograph)』があったり、ボッティチェリ(Sandro Botticelli)の『女性理想像 (Weibliches Idealbildnis)』があったり。けっこう広い大量なコレクションの中で、個人的にヒットな作品を見つけるのも宝探し感覚で楽しかったです(その分、疲弊もします)。館内マップもあるのですが、これがまた、非常に不案内なので(美術館のカタログの表紙にフェルメールの地理学者を使っているのに、館内マップに載せないって、意味不明ですよね)、使いませんでした。

ランチは、近くのSchweizerstrでみつけた、イタリアン『Trinco』にて。小さなお店ながら、気さくなお兄さんが手早く美味しいピザやパスタを出してくれました。珍しさに任せて、Pizza Tandori(タンドリーチキンの乗ったピザ)をいただきました。その後、ちょっと散歩してCafe 『La Maison du Pain』でコーヒーブレイク。マジパン入りのクロワッサンとコーヒー、ご想像どおり、簡単に満腹になります。

朝から活動して、芸術堪能、舌も堪能、お腹いっぱい楽しんだ一日でした。東京は桜も開花、20度くらいでぽかぽか陽気だそうですが、こちらはまだ昼間でも10度程度。お日さまのおかげで若干ぽかぽか気分も味わえますが、まだ冬のコートは手放せません。それでも、桜に近いバラ科と思われる木々が力いっぱい花開いている姿をみかけることができるようになりました。嬉しいです。タンポポも見つけた!春本番は近いです。

観光当日にブログアップできるなんて、ほんとうに稀。今後も、時間の上手な使い方を心がけたいです!

Easter

PhotoGrid_1427205815260今年のイースターは4月5日。その周辺がイースター・ホリデー、お休みになります。ドイツ語で「Frohe Ostern!」(Joyful Easter!みたいな意味だそうです)と書いたPOPをよく見かける今日この頃です。タマゴやウサギのかわいらしいオブジェがあちこちに飾られ、ウィンドウショッピングも、より楽しめます。けっこう春色を使ったものが多いことも、ウキウキ感を誘います。
ここであらためてイースターって?を確認しておきたく。
そして、なぜタマゴやウサギ?というところも合わせて。

イースターはイエス・キリストが復活したことを祝う日です。復活祭とも呼びます。

イースターの日付けは、「その年の春分の日以後の最初の満月から数えて最初の日曜日」と決められているそうで、2015年の今年ならば、春分の日⇒3月21日(土)、最初の満月⇒4月4日(土)、最初の日曜日⇒4月5日(日)という風に考えるのだとか。イエス・キリストが日曜日に復活したから!という理由で日曜日が当日になるんだそうです。

とはいえ、このややこしい(としか思えない)日付の決め方が定まったのは、325年と大昔の話で、その前後でも、復活祭をいつ祝うかで「復活日論争」を繰り広げていらしたのだとか。全く知りませんでした。いまでも、論争はともあれ、東方教会・西方教会で暦法の違いから、実際に祝う日付は異なることがあるのだそうです。

なお、イースターの名前は北方神話の春の女神「Eostre」に由来するという説が有力らしい。キリスト教と関係のない異教徒ながら、春のお祝いに統合していったとの考え方。

さて、で、タマゴやウサギはどこから来たの?へ移ります。

タマゴは古来から豊穣のシンボル、生命や復活の象徴、ウサギは海外では、繁栄・多産、子孫繁栄の象徴、これが由来して使われていると理解されているようです。イースター・エッグをイースター・バニーが子どもたちのところへ運んでくるとの逸話もあるそうです。

また、イースターの遊びとして、隠されたタマゴを探す「エッグ・ハント」で子どもを楽しませるために、タマゴへの装飾が施されてきているのだそうです(けっこういい加減な理由に聞こえます)。

なお、ヨーロッパでは、サンタクロース同様、イースターのイブに、イースター・バニー(かぶりものを着ている)が、チョコレートやキャンディ、カラフルな卵、おもちゃなどをバスケットに入れて、子どもたちに届けてくれる風習もあるらしいです。

今日はこのへんで。ことごとく、縁遠かったイースターのお祭りについて、よく学習できました。

出典いろいろ:

イースターとは?うさぎと卵の意味は?子供にもわかりやすく(流行ニュース速報発信局)

イースターのすべて(日本最大級の英語学習ポータルサイト「英語タウン」)

moon photo

20150322-night_sky0現在の住まいは、晴れていれば、夜空は自慢できるほどに、けっこうクリアに美しいです。ということで、今夜の三日月を写真におさめてみました。

太陽の沈みゆく中、一番星と三日月です(容量都合で、低解像度です、あしからず)。20秒間シャッターを開きっぱなしに(長秒時露光とかバルブ撮影っていうんですってね)して撮影したものです。たまたま通り20150322-night_skyかかった飛行機も、一緒におさまったのですが、見えるかな?(ご参考までに該当部分を引き伸ばしてみました)月のちょっと上をごく明るい直線(点線)が横切っているのが飛行機です。右から左に飛んでいきましたが、知ったこっちゃないですね。三日月がちょうどチェシャ猫(アリスに出てくるヤツ 英: Cheshire Cat)のスマイルのようだと思えたのですが、写真だと、そうも見えないのが若干残念。。

ちなみにカメラはCanon PowerShot S120です。

ところで、「一番星は金星」って昔どこかで覚えた記憶がありますが、いちばんぼしの定義が曖昧なこともあって、天文学的な見地からは、正確さに欠けているのだそうです。

上原貞治さんの「いちばんぼし」は何という星か で、(若干旧い情報ながら)詳しく解説してくださっていますが、恒星か惑星か、季節はいつか、などといった観点をかんがみて、初めてどの星かを断定できるのだとか。面白いです。

Sprouting

PhotoGrid_1426696064835「芽吹く」という言葉はGoogle翻訳によるとSproutingなのだそうです。

昼間は15度くらいに暖かい日が続くようになり(夜朝は5度未満ですが…)、アリやらテントウムシやらチョウチョも見かけるようになりました、春近しの昨今です。あちこちで、春色の草花を見つけては、写真におさめている今日この頃ですが、何よりも、新芽には、ワクワク感をそそられます。私だけでしょうか?

PhotoGrid_1426182541131冬の間、じっと押し黙っていたところから、暖かさを感じ始めた木々が、新しい活動をはじめているのが、新芽なのですから、外に向けて「芽吹くぞ~!」と、ウズウズしている感じが、たまらなく愛らしいのです。

冬の間、閑散としていた空間に、彩を添える野の花の美しさは、春を楽しむのに欠かせない要素ではありますが、たくさんの新芽を見つけるたびに、うきうきした気分を味わいながら、散歩を楽しんだ、本日午後のひと時でした。

極めてのんびりした内容で恐縮ですが、四季を楽しむことのできる性質をもっている、および保てていることを、嬉しく思います。

正直、夏がいちばん好きな私ですが、こんな空間を堪能して、ふと思い出したのが「四季の歌」でした。旧過ぎですかね、若い人は知らないかも。。。

1.春を愛する人は 心清き人
すみれの 花のような
僕の友だち

2.夏を愛する人は 心強き人
岩をくだく 波のような
僕の父親

3.秋を愛する人は 心深き人
愛を語る ハイネのような
僕の恋人

4.冬を愛する人は 心広き人
根雪をとかす 大地のような
僕の母親

5.春夏秋冬愛して 僕らは生きている
太陽の光浴びて 明日の世界へ

MOYASHI

PhotoGrid_1426272676178ドイツに来てしばし、ふと、もやしが食べたいな。と、思い立ったものの、近所のスーパーREWEで売っているもやしがイヤに高い。そしてどういうわけか、缶詰のもやしも売っていたりする。しかも缶詰のくせにやはり高いことに驚きながら、購入を断念。

ドイツ在住日本のみなさんは、もやしをどうやって調達しているんだろう?といぶかってみたところ、自家栽培という選択肢をとられている方がいることを学んだので、私も倣ってみることにしました。

参考にしたサイト:ドイツでみつけた 【Sojasprossen】ドイツのもやしKeimglasでもやしの栽培

種がふくらんで芽(根?)が出るまでは順調だったものの、いわゆるもやしの長さに育つまでにマメから葉っぱが育ちそうな勢いを見せてくれたので、栽培開始から4日目にして、食べちゃいました。

ベーシックに茹でただけですが、お味の方は、もやしというよりも、ほとんどマメでした(軽く塩味をつけたので、ほどよく美味しくいただけました)。まあ、発育状況からかんがみれば無理もない話です。とはいえ、ただの種状態からマメまで育てあげただけでも、我ながらよくやったな、なんて思ったのでした。

この自家栽培、そうとう地味ですが、割と気に入ったので、上手なもやしができるまで、または、手持ちのマメの種が尽きるまで(500gはかなりの量です)、気長に挑戦し続けていきたいと思います。

Ume Grove in Ikegami

ikegami_ume2015東京滞在の振り返り。

池上本門寺の一角(大田区が管理する別の敷地です)にある池上梅園を訪問。一昨年リニューアルしたそうで、歩きやすく、花見を楽しみやすい空間になっていました。この度うかがったのは2月27日(金)。入り口に7分咲きの看板あり。十分に楽しめる空間ながら入園料が100円というのもありがたかったです。梅が見ごろの頃だからか、甘酒やお汁粉の販売も行っていて、ちょっと小腹を満たすこともできました。

以下、池上梅園紹介(大田区ホームページ)より引用

池上梅園は丘陵傾斜を利用した庭園で、都内屈指の梅の名所です。園内には30種、紅白約370本の梅が植えられています。
毎年2月から3月にかけて梅の花が見ごろを迎え、可憐な花と春の芳香が楽しめます。
また、珍しい水琴窟やこの季節ならではの雪吊りもご覧いただけます。
平成25年2月に見晴台へつながるデッキが新たに設置され、より梅の花を楽しんでいただきやすくなりました。

それぞれの梅には梅の名前の入った札が下げてあり、ちょっとした勉強にもなりました。梅は香りがあるから余計に楽しいです。梅は大田区の花なのだそうです。大田区生まれの自分には、なにげに初めて知る事実でした。これを機会に、余計に梅に対する愛着が生まれました。

Korin’s Art in Atami

eb2254cd087f22d9bb3a87e3c82ede68東京滞在の振返り、河津旅の続きです。

河津桜を見たアシで、伊豆北川にある吉祥CARENで一泊、翌朝から雨だったので、当初予定の湯河原梅林鑑賞をあきらめ、熱海のMOA美術館を訪問しました。このたびの企画展は「燕子花と紅白梅 光琳アート 光琳と現代美術」。今年2015年は尾形光琳(1658-1716)の没後300年だそうで、これを記念した特別展です。尾形光琳の代表作、燕子花と紅白梅の屏風2つが対面状態で飾られていました。この2つがそろうのは、56年ぶりのことだとか。圧巻の屏風を眺めつつも、似たような(雨で行先なし)境遇の観光客がひとつ空間に押し寄せていて、ここは東京か?と言いたくなるような混み具合でした。。。

没後100年、200年と、過去、その度に光琳を仰いだ方々が、企画をおこしていたことなどを拝見すると、光琳芸術とその階層(ヒエラルキー?)に、あらためて頭が下がります。

話はそれますが、こちらMOA美術館の企画展とは別に、京都では琳派400年記念祭「RIMPA2015」というのをやってるそうです。有名な風神雷神図を書いた俵屋宗達(生没年不詳)と本阿弥光悦(1558~1637)が活躍した時代、1615年を琳派元年とした上での経過400年を記念しての事業なのだとか。年の数え方にはへぇ~の感を覚えますが、似通った内容にして別の旗を同じ年に企画している点に、興味を覚えました。

※琳派は尾形光琳から派生した名称ながら、そのルーツにあたる、俵屋宗達・本阿弥光悦にさかのぼって、すべて琳派と呼ぶのが、現在の一般的な理解なのだそうです(Wikipediaより)。

またまた別の話題、このたびお世話になった吉祥CARENについて。

もともと、つるや吉祥亭の別館だったものが一昨年?改装オープンしたそうで、モダンな雰囲気の心地よい空間でした。熱川駅から定期的にシャトルバス(予約不要)もあり、アクセスに不便なし。チェックイン時にお部屋へ案内してくださる方が、館内サービスを一枚にまとめた用紙とともに説明くださり、各種あるサービス内容も明快。本館との間を往来する車もあり、館内の温泉を複数堪能できました。あいにくお天気には恵まれず、海の向こう沖に見えるはずの島々には挨拶できずじまいでしたが、波の音を聞きながらお湯につかる贅沢を堪能できて満足でした。夕飯時のデザートに、サイフォンでコーヒーを淹れていただいたのが、とても久しぶりで嬉しかったです。帰りのアシも、熱海方面に乗るとお伝えしたら、シャトルバス時間外にもかかわらず、伊豆大川駅まで送っていただく心遣いもいただき、感謝でした。ただ残念ながら、ネット環境はからきしでした。まだ伊豆エリアのWiFi環境はこれから開拓なのでしょうか。伊豆はおいしくて海もきれいで楽しい土地なので、がんばってほしいです。

Kawazu Cherry Trees

kawazu-sakura2015先月東京滞在中の振り返り。

伊豆方面へ足をのばし、河津の桜を楽しんできました。2月25日(水) 晴天、満開ちょっと手前(7分咲き)。平日だというのに、人出も十二分、道沿いの売店の賑わいも十二分。河津川の両側がピンクに染まり、桜の足元には黄色い菜の花。うららかな春の景色を存分に堪能した一日でした。こちらのマップ付パンフがあちこちで配られていて、散策するのにたいへん助かりました。

河津桜まつりサイトによれば…

伊豆の温暖な気候と早咲きの特色を生かし毎年2月上旬から開花しはじめ約1ヶ月を経て満開。この桜は、本州でも早咲きの種類に分類され、更に満開を長く維持できる特徴。数年前までは無名のカワヅザクラもここ数年で全国に浸透し、まつり期間中は200万人前後が訪れる名所になった。また、ライトアップもされ夜桜見物も楽しめ、町内の館橋から浜橋まで300m、峰温泉の河津桜トンネル、河津七滝ループ橋3ヵ所と名木(車の桜、音蔵の桜、かじやの桜、今井浜の桜)の4ヶ所で楽しめる。また、9時から17時まで無料の足湯も利用でき、花見での散策疲れにも、ぜひ利用したい。

駅から川沿いを2キロ程度の桜並木を楽しみながら散策ができて、ひと足早く春を満喫しているかのような気分でした。沿道あちこちで、干物やらみかん各種やら、その他かずかずの食べ物お土産を見ながら歩けば、時間は飛ぶように流れます。現地到着時点で時刻表を見て、オシリの時間を決めていたので、結果的に何も買わず(買えず?)に電車に飛び乗ることになりました。ゴメンナサイ。。

でも、河津で見る河津桜はおススメです。この圧巻の桜並木は、そうそうないと思います。未踏の方には特に。河津は遠いと言わず、ぜひシーズンに足を運んでみていただきたいです。この時期、伊豆急で往復割引切符なども出しているので、そういったものも活用して、ひと足早い春を味わいに、お出かけしてみてください!

※河津桜まつりは3/10までで、すでに満開過ぎたエリアもあるようですが、まだまだこれから楽しめるエリアもあるようです。詳しくは河津桜情報Blogでどうぞ。

Doll’s Festival

hinamatsuri20153月3日は、ひな祭り。お内裏様とお雛様、三人官女に五人囃子。お雛様を飾って、家族みんなで母お手製のちらし寿司をいただくのが、私の実家の毎年の習慣です。

今年は2月28日に、いただきました(私は3月3日時点、ドイツにおります)。身内に不幸がありまして、一時的に帰省していました。先般、お世話になった皆さまには、あらためて感謝申し上げます(連絡できなかった皆さん、すみません)。このたびの東京滞在中も、いくつかお楽しみも堪能させていただきました。お楽しみなんて不謹慎な気もしますが、きっかけをいただいたことを感謝しつつ、時間を満喫することがお返しと考えています。本当にありがとうございました。

さて、ひな祭りの由来について、説明する面白いページを見つけました。以下かいつまんで引用します。

ひな祭りのおはなし(フレッツ光メンバースクラブ)

ひな祭りの由来が流し雛のように、ヒトガタに穢れをうつし、水に流して身を清める「禊(みそぎ)」にはじまり、現在のようなひな人形を飾る女の子の節句として体系だったのは、戦国時代の終わった徳川幕府の治世のことだそうです。また、人形づくりの技術の発展とともに、人形は流すものから飾るものに移り変わっていったのだとか。

内裏雛の並べ方、京都が特別違うとのお話は聞いていましたが、ルーツは昭和天皇にあったそうです。内裏(だいり)とは天皇の住まい(御所)のこと、内裏びなは天皇、皇后の姿をあらわしたもの。日本古来は、左上位の考え方により向かって右に男びな、左に女びな(人形側から見て、左上位で左に男びな)。しかし、昭和天皇が国際マナーにのっとり右上位に並ぶようになってから、向かって左が男びなになったのだそうです。なお、京都は古来を守っている。

春を無事に迎えられたことを喜び、“これからも皆が元気で過ごせますように”と願うひな祭りの行事食についても触れています。菱餅は、明治時代に下から緑・白・桃色の三色になったそうで、“雪の下には新芽が芽吹き、桃の花が咲いている”春の情景を表現しているそう。この菱餅を砕いて作ったのが、ひなあられの始まりだとか。ハマグリのお吸い物は、はまぐりの2枚貝がぴったり合う点から、相性の良い相手と結ばれ、睦まじく過ごすことへ願いを込めている。ちらし寿司にいたっては、特にひな祭りのいわれはないそうです。ただ、エビやレンコンなどの縁起物が具になっていて、彩り華やかなことが、春の食卓にふさわしいことで愛好されているそうです。