2nd time Banya

PhotoGrid_1452358143037昨夏に続いて、2度目のバーニャ(Баня)体験をしました。今回は、身体の芯から暖をとろうというテーマです。

前回とは別の空間でしたが、4階建てのビルの4階が女性用。他の階は男性用のようす(読み取れず)。1階にカフェとバーニャグッズを扱うお店があり、バーニャにつきものの白樺等の木の葉を束ねたヴェニクを購入してのぞみました。

4階入口を入ると、受付の先は個室で区切られていて、中に私物を置いて着替えをする形式。やっぱり部屋に鍵はかけません。ただ、受付では、バーニャ(ロシア式サウナ)の鍵をもらいます。本日のこちら、料金は時間制(300ルーブリ/時間)、2時間滞在しました。

浴室の先は、ミストサウナのトルコ式サウナ、高温じゃないロシア式サウナ、この2つはどちらも比較的小さいです。人が4人入ったらいっぱいな感じ。その先に洗い場があり、シャワーが4つ。ベンチが4つ+椅子がいくつか。そして水風呂プールとぬるいお風呂プール。ハシゴをのぼって浸かりにいく背の高いプール空間です。この洗い場+プール空間の先ロシア式サウナ(鍵がないと入れません)。よくある階段状が4段のサウナ空間と、サウナ炉の真上の特別空間(90度ほどあるとか)の2つでレイアウトされています。みっちり座れば20人以上入れそうですが、寝そべる人、ヴェニクで叩きあう人、それぞれの楽しみ方で出たり入ったり。ヴェニクはお湯に浸して柔らかくしてから使います。葉の薬用効果も手伝って、叩くと血行促進やマッサージ効果があるそうです。

前回より広いからか、冬だからか、人気があるからか、理由はわかりませんが、けっこうな人の入り。コトバの理解度は低いながら、文字通りのハダカのお付き合いを満喫しました。バーニャのスペシャリスト?みたいなお友だちがご一緒してくださったおかげで、上がった後、数時間単位でカラダがポカポカでした。専門家に聞けってほんとだな、と思います。上がった後に1階カフェに立ち寄ったところ、バーニャから来たのであろう腰巻ひとつでビールを求める豪気なオジサマがいらしたので、後ろから記念撮影してしまいました(断りもなくごめんなさい)。

日本の銭湯も、家庭のお風呂に比べると、温まり方が格段に上ですが、お風呂とサウナとの違いからか、「銭湯→繊細・バーニャ→豪快」という雑感を覚えた今日でした。現地の方々のお楽しみに参加できる身の上に感謝です!

Horse Riding

PhotoGrid_1433604760255ロシアに住むみなさんは、「ダーチャ дача」といって、いわゆる別荘みたいな空間を持つ習慣があるそうで、そんな空間に招待された記録です。

Wikipediaによれば、ダーチャはロシア語で「与えられたもの」の意味で、これは1700年代にピョートル大帝が庭園付き別荘を家臣の貴族たちに与えたことに由来するのだとか。

話は戻って、今回のダーチャ滞在。白夜の最中でしたが、若干宵っパリながらの一泊二日、おおいに満喫しました!今回のベストはなんといっても乗馬体験。

PhotoGrid_1433549710392近くに馬場があり、10頭近くの乗馬用のお馬さんたちがいました。持って行ったリンゴをあげてると、ザラっとした舌を手に撫でつけながら、おいしそうに消し去ってくれました。食べものを認識してつかむのは、鼻と舌(口)で、目はいたって無表情なんだな~と、妙な観察をしてしまいました。

続いて「乗ってみる?」とお誘いがかかり、乗馬体験へ。どうにか私ひとりの指示で歩いてくれるまで乗れましたが、つくづく馬の賢さを思い知りました。馬自身がタイクツすると、振り落とそうとするんですね、、コワイ。馬の挙動にかかわらず、姿勢を正して手綱をつかんでたのが、功を奏したようで、落ちることなく、必要以上にビビることもなく乗り切りました。動物とのコミュニケーション、バカになりません。楽しかった。

お持たせの芋焼酎(千夜一酔 こちらで調達しました)が意外にも好印象、みなさん優しいです。。。この度、私もなにげにロシア滞在中初めてウォッカ(Vodka)をいただきました。乾杯メッセージのあと、まさしく杯を干すので驚きましたが、同時に面白かったです。こういう飲み方をするために、つまみが欠かせないのだそうです。作法というわけでもないながら、あるんですね。そうそう、イクラはロシア語でもイクラです。ロシア語のイクラは魚卵を意味するので、日本語のイクラだけじゃない点、注意です。バターを塗ったパンにイクラをもりっと載せていただきます。あと、BBQの串刺しのお肉をシャシリクШашлыкと呼びます。

異文化で片づける話でもないですが、いろいろおもしろいです。

おまけでこの度、新たに勉強したこと:

ダーチャ空間でルピナスは害植物。花をつければ美しいものの、根の張りっぷりが、よろこべたものではなく、気が付いたら除外した方がいいのだとか。ルピナスを愛好して育てる人もいる一方で、かなり辛辣なコメントを聞いて驚きました。

Banya experience

PhotoGrid_1433360158065アパートのお湯の配管メンテでお湯が出ないため、公衆浴場バーニャを体験してきました。

ロシアのお湯は冬のために万全に備えてあるそうで、以下はロシア在住の方のブログ「夏はお湯が出ない (元)ロシア専業主婦 日記」からの引用:

ロシアには大変便利なセントラルヒーティングシステムがあり、街中に発電所からのお湯パイプが張り巡らされ、あらゆる建物に行き渡っています。(中略)このセントラルヒーティングシステムによって温められた「お湯」が、上水として各家庭の蛇口まで来ています。夏のメンテナンス期間中は、地区毎順番にお湯も止められます。

といった具合で、お湯が出るってどんなにありがたいかを思い知る今日この頃です(そんなこと聞いたことなかったので、驚愕の事実でした)。

さて、バーニャですが、この度うかがったところは、建物一角全部がバーニャ。建物の入り口は思い鉄の扉でした。男女フロア別、なぜか男性用が2つありました。男性のオフロ外交ってのがあるんでしょうか?よくわかりません。

女性用の方(3階です)を観察した限りでは、1時間毎の料金、330ルーブリ/時間。カギなしだけど、着替え用ロッカーとソファ+テーブルのある空間をもらえます。他との仕切りは厳密にはない、簡単なパーティションのみ。

風呂場に移ると、だだっ広い空間にジャグジーと2mくらいの深さの五右衛門風呂風水風呂、壁沿いにシャワー台8つ、残りの空間にベンチがポツポツ。そして、ロシア風サウナ(いわゆる蒸し風呂)とトルコ風サウナ(ミスト)の2つがありました。

訪れた時間帯のせいか、さほど混み合ってもいなかったので、ゆったりと楽しむことができました。日本から来た、写真を撮らせてほしいというと、即効OKをくれた番台のおばちゃんの笑顔がなんともほのぼのしていて魅力的でした。

言葉や慣習、慣れないことに不満がないといったらウソですが、裏を返せば、かなり稀な経験を積んでいるわけで、そちらを思って日々の感謝を思う方が重要だし、有効だと思うようにしています。

ありがとうございます。

おまけ:バーニャの四つの奇習(ロシアNow)

Crimea Sights

PhotoGrid_14196941956602015年の年始をはさんでクリミアを訪問してきました。クリミア観光スポットをドドンと案内していただいたので、備忘録的にご紹介します。

まずはヤルタのリヴァディア宮殿(Livadia Palace, Ливадийский дворец)。1945年にソ連のスターリン、イギリスのチャーチル、アメリカのルーズベルトという連合国のトップが集った「ヤルタ会談」が行われた空間。もともと、1911年にニコライ2世の夏の別荘として建てられた宮殿。現在は博物館として公開され、1階はヤルタ会談の様子の再現。2階はニコライ2世関連の家具や写真が展示されています。豪華で美しい空間です。

冬に訪れたので実感わかずながら、温暖な気候に恵まれたクリミア半島特に南沿岸は黒海屈指の保養地として知られ、かつての皇帝や貴族たちはこぞってこの地に別荘を建てたそうです(DTACウクライナ観光情報局より

なお余談ながら、クリミア中心地のシンフェロポリから南沿岸ヤルタまで、約86kmを結ぶトローリーバス(Crimean Trolleybus)は世界で最も長いトロリーバス路線なのだそうです。クリミア内の一般交通手段は主にこのトローリーバスまたはバスだそうです。

PhotoGrid_1419925565633アルプカにあるヴォロンツォフ宮殿(Alupka Palace/ Vorontsov Palace)にも訪れました。こちらは19世紀半ばにイギリス人建築家の建てた、ヴォロンツォフ伯爵の宮殿。ヤルタ会談の際、チャーチルが滞在した宮殿だそうです。

宮殿の山側がイギリスのチューダー調、海側がアラビア調と、異なる外観を持っています。過去、海を隔てたアラビア諸国との交流があったことがよくわかり、興味深かったです。内装は比較的愛らしい空間が多いように感じました。

PhotoGrid_1420132647112唯一青空の見えたこの日、やはり沿岸部のアルシュタ(Алу́шта)の街を散歩。池の像が凍り付くほどの気温ながら、陽射しを頼ってなのか、かなりの人がビーチへ繰り出していました。夏は、さぞたくさんの人でごった返しているんでしょう。

ビーチへ続く道にはお土産やさんが軒を連ね、貝細工、アクセサリー、木や石の置物、Tシャツ、冬ならではのニット手袋や靴下などなど・・・オフシーズンながらしっかり営業していました(笑)。

PhotoGrid_1420202861903クリミア戦争の舞台になったセヴァストポリも訪れました。ソ連時代に、クリミア戦争と第二次世界大戦での攻防戦の奮闘を讃え英雄都市の称号を与えられたそうです。

港周辺に、関連モニュメントがいくつも配されていて、案内されながら、歴史的知識の浅さを反省したひと時でした。。。

有名な、崖の上に建つツバメの巣を遠くから眺めることしかできなかったのが、若干残念でした!

PhotoGrid_1419950557985PhotoGrid_1419945544229<番外編> 観光名所ではないかもしれませんが、鍾乳洞(Marble Cave, Crimea)とロシア風 サウナ(バーニャ Баня)も体験してきました。

鍾乳洞はずいぶんと山の中にあり、山道の凍り付いた木々が寒々しい空間でしたが、洞内は年間一定9度だとか。こんな時期、我々以外にお客はおらず、広々とした美しい空間を独り占めできたひと時でした。

数々のクリミア名所を駆け巡って新年まで迎えたという、いってみれば怒涛の一週間でした。こんな形でむかえた2015年、楽しく幸多きものとなりますように。

あらためてクリミアの地と、私たち夫婦を迎えてくれた友人一家に感謝です!!!

【世界新聞】「クリミア半島」が世界の観光地トップ20に選ばれるほど美しい(2014年5月9日)

【毎日新聞】EU:クリミア制裁へ 投資や観光を禁止(2014年12月17日)