Tango Twist – Exhibition

PhotoGrid_1446441508132松屋銀座を訪れた折、たまたま7階ギャラリーで丹後織物展覧会に遭遇しました。

1720年に誕生した「丹後ちりめん」は東京オリンピックイヤーの2020年には300年を迎えるそうで、和装用白生地絹織物としてトップシェアを誇っているそう。

参加企業8社の丹後織物作品と共に、織物糸や、機織りの道具、各社の制作現場で働く人々の写真展示もあり、小さな空間ながら、みどころ抜群でした。京都の丹後にこれだけ多様な技術集団が集まっていることも興味深い事実です。

丹後ちりめんおよび、丹後の織物業の伝統と技術を未来に繋ぐために、初めて企画された展覧会だとか。8階催事場の北海道物産展を訪れたアシで立ち寄ったものの、心躍るたいへん楽しい空間でした。

企画: 第719回デザインギャラリー1953企画展「Tango Twist -糸と織のリズム-」

会期: 平成27年10月14日(水曜日)~11月9日(月曜日)

場所: 松屋銀座7階デザインギャラリー1953

Wisteria

PhotoGrid_1430223904462東京より暖かくなるのが少し遅いと思っていたら、昨日近所で藤が咲いていました。日中ギラギラした陽射しの続く日もあるので、一気に挽回してるのかもしれません。

さて、藤(英名:Wisteria)。こちら花言葉のサイトによれば、日本では古くから、フジを女性に、マツを男性にたとえ、これらを近くに植える習慣があったそうです。外国の方々にも和の風情を強く感じさせるというフジの花。たおやかに垂れる花姿は、振袖姿のあでやかな女性を思わせます。そして花言葉は「やさしさ」「歓迎」だそう。

こちらのサイトによれば「藤の花言葉の由来!別名や開花時期、ツルのまき方で種類が違う?」、藤は日本固有種で一般にみられる「野田フジ」、野生する「山フジ」の2種類。おもしろいのは、この二つ、野田フジが上から見て時計回りにツルが巻くのに対して、山フジは反時計なのだとか。さらにこちら冒頭にある古事記からの引用、”春山霞壮夫(はるやまのかすみおとこ)”が美女を射止めんがために藤のつるで作られた上着を着たというところから、以前、丹後の遊絲舎さんで藤布を拝見しつつ、お話をうかがったのを思い出しました。

遊絲舎の小石原さん、消滅したかに見えた藤のツルからつくった糸つくる藤布を復活させ、現在の技術を交えながら、息子さんと一緒に、ステキな帯作品づくりをなさっていらっしゃいます。藤布ならではの、ざっくりした軽さのある風合いが魅力的です。数年前、天橋立を眺める丹後観光とともに工房をお邪魔した日が懐かしいです。