Roman Baths, Varna, Bulgaria

PhotoGrid_1453477220904またまたいまさらのヴァルナ観光情報。今回は古代ローマの公衆浴場跡地。ここヴァルナにもあります。

旧市街の一角にまわりをアパートに囲まれるようにして、石造りの遺跡がけっこうな敷地面積をもって残されています。歴史は紀元前2世紀までさかのぼるもので、広さ7000平米、バルカン半島では最大の浴場遺跡だそうです。

2016年1月下旬時点では、正規の入口が工事中で、仮設入口から入るようになっていました。他に観光客の姿が見当たらず、ちょっとビビってしまい、入場を見送ったので、中の紹介はできません。有料(4 BGN)のよう。外から見る限りでも、かなりしっかりしたつくりで、2~3階建てで、様々な部屋のレイアウトが比較的きれいに残っている風でした。

PhotoGrid_1453477377276Wikipediaの「古代ローマの公衆浴場」で紹介しているテルマエのつくりがそのままあるようですから、黒海に面した港町として栄えた過去があったのだろうと思われ、また折を見て、勇気を出して中を散策してみようと思ったのでした。

ちなみに、浴場遺跡跡のすぐ脇に St. Athanasius Church があります。遺跡の一部のようですが、1838年に建てられたものとのこと。大塩平八郎の乱がおきたのが1837年ですから、日本はそんなころのことです。十分旧いものの、遺跡に比べると桁違い。ヒトの感覚とは面白いもので、すぐ隣の遺跡と並ぶとずっと新しいもののように感じてしまいがち。この頃の寒さで、庭の水たまりが完全に凍り付いていました。

Banya experience

PhotoGrid_1433360158065アパートのお湯の配管メンテでお湯が出ないため、公衆浴場バーニャを体験してきました。

ロシアのお湯は冬のために万全に備えてあるそうで、以下はロシア在住の方のブログ「夏はお湯が出ない (元)ロシア専業主婦 日記」からの引用:

ロシアには大変便利なセントラルヒーティングシステムがあり、街中に発電所からのお湯パイプが張り巡らされ、あらゆる建物に行き渡っています。(中略)このセントラルヒーティングシステムによって温められた「お湯」が、上水として各家庭の蛇口まで来ています。夏のメンテナンス期間中は、地区毎順番にお湯も止められます。

といった具合で、お湯が出るってどんなにありがたいかを思い知る今日この頃です(そんなこと聞いたことなかったので、驚愕の事実でした)。

さて、バーニャですが、この度うかがったところは、建物一角全部がバーニャ。建物の入り口は思い鉄の扉でした。男女フロア別、なぜか男性用が2つありました。男性のオフロ外交ってのがあるんでしょうか?よくわかりません。

女性用の方(3階です)を観察した限りでは、1時間毎の料金、330ルーブリ/時間。カギなしだけど、着替え用ロッカーとソファ+テーブルのある空間をもらえます。他との仕切りは厳密にはない、簡単なパーティションのみ。

風呂場に移ると、だだっ広い空間にジャグジーと2mくらいの深さの五右衛門風呂風水風呂、壁沿いにシャワー台8つ、残りの空間にベンチがポツポツ。そして、ロシア風サウナ(いわゆる蒸し風呂)とトルコ風サウナ(ミスト)の2つがありました。

訪れた時間帯のせいか、さほど混み合ってもいなかったので、ゆったりと楽しむことができました。日本から来た、写真を撮らせてほしいというと、即効OKをくれた番台のおばちゃんの笑顔がなんともほのぼのしていて魅力的でした。

言葉や慣習、慣れないことに不満がないといったらウソですが、裏を返せば、かなり稀な経験を積んでいるわけで、そちらを思って日々の感謝を思う方が重要だし、有効だと思うようにしています。

ありがとうございます。

おまけ:バーニャの四つの奇習(ロシアNow)