SAWANOI Sake Brewery

PhotoGrid_1444206370050青梅 奥多摩にある澤乃井の酒蔵、小澤酒造へ酒蔵見学(無料)にいってきました。

JR青梅線「沢井」駅から徒歩5分、御岳渓谷沿いの爽やかな空間です。その歴史は300年以上だそうで、江戸元禄時代にその歴史的証拠が垣間見れるのだとか。蔵の中の屋根やハシゴも、旧いものを大切に直しながら使い続けているそうで、味わいのある、お酒の豊かな香りのただよう、楽しい見学会でした。お酒のつくり方や井戸などを蔵の中を巡りながらご案内いただき、仕上げに軒先に飾られる「酒はやし」の話、歴史など、多彩なお話を拝聴しました。この10月24日には新酒まつりの蔵開きを行うそうで、その一歩前の去年分の最後のお酒にあたる、ひやおろしを試飲でいただいてきました。

PhotoGrid_1444207027878見学会後は、すぐお隣の澤乃井利き酒処で利き酒大会!常時10種以上をそろえているそうで、この日は12種のお酒を並べて、あーでもないこーでもないと、自分の好みを主張しつつ、この日のベスト 純米吟醸生酒「蒼天生酒」をお買い上げする結論に至りました。

PhotoGrid_1444206711263そして澤乃井ガーデン テラスでランチ、渓流散策という流れ。普通と順番が違うとは思いますが、飲み過ぎなければさほどでもなく、秋の風の中、気持ちのいい時間を満喫することができました。

ご参考:夏の終わりに奥多摩をぶらり。電車で行ける澤乃井の酒蔵見学(Recolle)

recognition of colours

personal-colour

着物の古着を海外へネット販売しているICHIROYAさんのブログを読んで(ICHIROYAのブログ 「黒」と「紺」を巡る古着屋の冒険)思い出したことから・・・またまた色関連の話。
私がピンクと呼んでいるマゼンタを、紫と言われたときの、若干ショックだった記憶がよみがえりました。紫とマゼンタのマグを持っているくせに、紫がショックな理由がわからないかもわかりませんが、自分が信じている感覚がすべてではないことにショックだったわけで。色の識別については、とおりいっぺんではない、と、つくづく学んだ瞬間でした。そんな紫、古くから、染色するのが難しいが故に珍重され、高貴な色とされてきたようです。私自身、紫に対して持っているイメージが、「品のいいおばあちゃん」なので、ちょっとギャップがあるような。
さて、紫をおなじみWikipediaで引いてみたところ、
紫・パープル・バイオレット、赤紫・青紫・・・と、派生色もさまざまに記載がありました。そして、たいへん驚いたことに、パープル=マゼンタという事実! マゼンタ、ピンクではなくムラサキにカテゴライズされることが判明、いよいよショックです。和名のムラサキは植物由来、紫根といって根っこを染料につかうそうです。パープルは巻貝の分泌液、バイオレットはすみれ色(植物)で青紫とのこと。
一方、あらためて、ピンクをWikipediaで引いてみると、
そこに、私の信じていたピンク(マゼンタ)はなく、ファンシーでかわいらしい、なでしこ色をもってして、ピンク色を定義していました。ピンクって、意外と定義が狭いことを発見。。。

色ついでで思い出した 人に似合う色、パーソナルカラーの話。
色を4つのグループ、春夏秋冬に分類し、その人の個性にフィットする色をパーソナルカラーと呼びます。過去、パーソナルカラー診断を受けたことがあります。鏡の前に座って、単色のドレープをかけ比べて、似合う色を見出していきます。各シーズンで色味(色相)が異なるため、同じ赤でも、似合う赤とそうでないものが、顔映りでわかります。自分の好きな色が、必ずしも自分に似合う色とは限らない、というのは、ショッキングながら、重要な指摘でした。
が、初めて診断を受けた時に、WINTERと言われた後に、別のところでAUTUMNと言われたのは、少し???でした。そのあたりのギャップについて聞いてみると、日焼けが若干影響しているだろうことと、パーソナルカラーは一意ではなく、2つのシーズンの混合でもありうるとか。言い訳じみた話にも聞こえますが、そんなものかな、くらいにとらえています。どちらに属する色も、自分の親しみのある色味なのが大きな理由です。
このパーソナルカラー、女性が一番気にしそうなものですが、意外にも男性の需要もあるそうです。スーツの色、シャツの色、割とスタンダードな選び方になりそうなところに、こうしたエッセンスを取り入れて、よりよい印象を与えるようにするんだとか。けっこう目からうろこのいい話として聞きました。

autumn leaves

autumn-leavesここしばらく、朝の気温が10度を下回るようになりました。日中、陽射しがあればあたたかいものの、外出時と就寝時は要注意です。

そんな寒暖の差がつきますと、身のまわりの木々が顔色を変えてくるわけで、ずいぶんと秋らしさを感じる今日この頃です。あいにく近所には、モミジの木が見当たらず、黄色に色づいた様子が美しいものが目立ちます。赤が目立つのは、ピラカンサをはじめとした木の実の方がめっぽう多いです。そしてドングリ。栗なのかドングリなのか、詳しくないので区別のつけようもありませんが、木が大きいのとたくさんあるのとで、たいへんなことになっています。木の下に駐車している車のボンネットに落ちたのを聞いたときには、何事かと思いました。実際、自分の太ももに直撃したこともあり、その時は、しばし痛みにしゃがみ込みました。。。栗っぽいものは、日本でいう栗みたいなイガイガに入っているものとは、ほど遠いビジュアルで、こぶし一回り小さい球体に、ポツポツとトゲをまわしてつけたような形をしていて、そこに実をひとつだけおさめています。いやな表現ですが、目玉くらいの大きさの栗です。道のあちこちに落ちていたり、踏んづけられたりしているところをみると、食べられたものではないということなのかと。残念です。。。ドングリは、いくつか種類があるようなので、説明省略。

すでに今週からミュンヘンではオクトーバーフェストが始まっているそうですが、こちらでも、今週末から2週間、秋祭りのようなものが始まるそうです。地元のデパートで、ドイツの民族衣装らしいドレスを抱えた女性をちらほら見かけていました。いよいよ出番なのかな~と、楽しみです。

Moules Frites

機会があって、ベルギーに行ってきました。住まいから車で4時間程度でたどり着けるのでmussles、とてもありがたいです。

さて、今が旬だから、というおススメに従って、ムール貝をいただきました。いまやベルギーではムール貝は一年中食べられるそうですが、シーズンは7月中旬からイースターまで。とくに秋から冬(9月~12月ころ)が最もおいしいのだそうです。牡蠣と一緒で、Rのつく時期がベストのようです。なお、ベルギーで食べられているムール貝は、北海産。おもにオランダのゼーラント州(Zeeland)で獲れたものが輸入されているそうです。街を歩いていると、あちこちのレストラン店頭の看板に「Moules」の文字が。白ワイン、クリーム、ビール、カレーなど、基本の蒸し煮スタイルへ、のせる味付けをチョイスできます。

今回は、縁あって、ベルギー在住のお友だちのお宅を訪問、そちらでポットいっぱいのムール貝をごちそうになりました。セロリや玉ねぎなどの香味野菜で蒸し煮にした、スタンダードなもの。基本1~1.5キロ1人前なんだそうです。貝の重みはあるものの、正味どれくらいなんでしょう。。。付け合わせには、アツアツのフライドポテト。マヨネーズをつけていただくのがベルギー風だそうで、至極贅沢です。そしてお供には白ワイン、笑顔がこぼれます。

地元の人の食べ方お作法も教わりました。身をとったムール貝の殻を使います。右手に殻、左手にムール貝を持って、ピンセットを使う要領でつまみあげて食べます。終わったら殻をどんどん重ねます。シルバー要らず、片づけ上手、食べ方の工夫も要領がよく、冴えてます。むっちりしたムール貝、お腹いっぱいいただきました。ごちそうさまでした!!!

changing colors

leonardo-mugs秋、紅葉の季節、ここドイツでも、木々が色づいてきたもの、すでに葉を落としているもの、さまざまです。

という季節の話とは少し離れて、愛用しているマグカップの紹介です。このマグカップ、お湯を入れると色が変わります。LEONARDOというドイツのガラスウェアを扱うメーカーの品物です。PILOTが出している消えるボールペン「フリクション FRIXION BALL」に使われている、温度が変わると色が変わるインクを適用したものです。お茶を入れるとマグの柄が変わるものは記憶していましたが、全面の色が変わるこちらは、シンプル具合が愛らしくて愛用しています。

さて、この色の変化について、少しひも解こうと調べてみたところ、この温度変化で色が変わるインク「メタモインキ」は1975年にPILOTが開発してもので、これに改良を重ねて30年、フリクションの誕生に至ったそうです。開発者魂もさることながら、知財の観点でもたいへんな努力を重ねていらっしゃるんだろうと思ったのでした。フリクションシリーズ、ボールペンにはじまり、サインペン、蛍光ペン、色鉛筆、ついには消しゴムまで登場。世界中で扱われているそうです。2012年時点データで発売以降6年間で累計売上本数が4億超とのこと。バカ売れです。

そもそもの熱で色が変わる現象は、サーモクロミズム thermochromismと呼ぶそうです。このように、分子が色を変える現象は、ほかにも各種あるそうです(色の変わる分子〜クロミック分子〜)。色が変わる現象で、また何か面白いものを見つけられたらうれしいです。

昨日、雨が降ったりやんだりを繰り返していて、最後の最後にやってきた土砂降りの後、2本の虹が見えました。写真には一つしか見えません。

chrysanthemum

autumn-flowers2014昨日、9月9日はスーパームーンでしたが、重陽の節句(菊の節句)でもあったので、菊のお話。

菊はドイツ語でChrysantheme、英語でchrysanthemum(長いのでmumとの略語でも通じる)です。ドイツの花屋の店頭でも、すでに鉢植えや花束、さまざまな形で菊の花が見られます。そうです、菊の入った花束です。ちょっとした贈り物として、花屋の店頭に飾ってある作り置きの花束に、普通にモコっとした菊が混ざっています。日本では、菊は仏花のイメージが強いので、びっくりしますが、Wikipediaによると、西洋では幕末以降に菊がヒットしていったそうですから、新しい品種なんですね。おそらく菊の御紋などの、日本の文化的背景にも由来するんでしょう。花ひとつで、文化の違いを思い知るのは面白い経験です。

さて、重陽の節句について、覚書。

陽(奇数)の極である9がぞろ目で重なるから『重陽』としてお祝いをしてきた経緯があるようですが、1/7,3/3,5/5,7/7その他いずれの節句も健在の一方で、9/9はかなりマイナーのイメージ。まだまだ残暑が厳しい時期にあって、秋を思わせるこの節句がピンと来ない環境変化の影響でしょうか。

そして、菊ついでで、菊花紋章についても、覚書。

Wikipediaによれば、皇室が事実上の家紋としているのは十六八重表菊。日本の旅券表紙にあるのは十六一重表菊。過去、中国から渡ってきた菊の花が日本で愛好され、鎌倉時代、特に後鳥羽上皇が愛好して、自らの印としたことに発し、皇室の家紋として定着したとのこと。ところが江戸時代、幕府により葵紋とは対照的に使用は自由とされたため、一般庶民にも浸透し、この紋の図案を用いた和菓子や仏具などの飾り金具が作られるなど各地に広まっていった。そして、1869年(明治2年)8月25日の太政官布告第802号「十六八重表菊」が公式に皇室の紋とされた、そんな歴史があるそうです。

菊花紋は吉祥文様として、いろんな装束にも取り入れられているので、時代を踏まえながら、花弁の数に注目してみるのも、歴史文化を楽しむひとつの方法です。ぜひ次の機会に。。