Heidelberg, Germany

PhotoGrid_1428767404921土曜日、お友だちの誘いがあり、ハイデルベルグ散策にいってきました。

ハイデルベルグはドイツの南西部、ネッカー川(Neckar)沿いに旧市街(アルトシュタット)が広がり、丘の上に城をたたええるかわいらしい街です。家から車で45分程度でした。

歩行者天国で土産物屋やカフェ・レストランでにぎわうハウプト通り(Hauptstr.)を通り、聖霊教会(Heiliggeistkirche)を横目に、まずはハイデルベルグ城(Schloss Heidelberg)へ。せっかくなので、中まで入ろうとのことで、€6でShross Ticketを購入。こちら、登山鉄道1回分、宮廷、大樽、ドイツ薬事博物館(Deutsches Apotheken Museun)鑑賞料が含まれています。チケット売り場に日本語パンフの準備があったことには、ものすごく驚きました(笑)。

こちらのお城、13世紀にできたものらしいですが、その後の戦争や火事で破壊されて、今では城址として、一部再建された部分を公開しているそうです。一部塔の壊れっぷりを晒している箇所は、痛々しいですが、観光として眺める分には、興味深いです。ゴシック、ルネサンス、バロックなど様々な様式が楽しめるのが特徴だそうです。お城の地下のワインの大樽の大きさには驚きました。1750年につくられたもので、直径6.5m、深さ9m、228,000L入るんですって。ワインが水替わりだったにしても、かつての隆盛ぶりをうかがい知れるサイズ感でした。そして薬事博物館、薬局、調剤、薬剤って昔からこんな風だったのか、と、興味深い思いを覚える展示ばかりでした。展示説明はドイツ語&英語ですが、展示品だけ目を通すだけでも面白かったです。

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ハイデルベルグ見どころもう一つのアルテブリュッケ(Carl Theodor Old Bridge / Alte Brucke)、旧い橋の意味だそうです。ネッカー川にかかる橋で、橋から見上げるお城の眺めもなかなかです。橋のたもとにサルの像があって、顔部の空洞にアタマを入れて写真を撮ろうと観光客が行列をつくってました。

ひとつおまけに食事どころのご紹介。Brauhaus Vetter、アルテブリュッケのすぐ近くにある自家製ビールの楽しめるビアハウスです。ギネス登録されたらしい世界最強(原酒が33%、飲めるのは11.5%)のビールをいただきました。別途いただいたピルス(Helles)とは全く味わいが異なり、カラメルソースをジュースにしたような、甘味とコクのあるおもしろい飲み物でした。

ハイデルベルグ、旧市街ばかりを楽しみましたが、観光地として愛され続けるのが納得できる街でした。

beer brewery tour

brastubl-tour2014地元のビール工場見学に参加しました。

平日木曜日17:00スタート、工場見学時間30分、および歓談時間2時間、宵っ張りまでしっかり楽しんできました。説明全部がドイツ語なので、基本的に英語通訳してもらうまで、何が語られているのかまったくわかりませんでしたが、過去に参加したビール工場見学の過程と雰囲気で、なんとなくつかみはOK。および、連れがたいへん上手に同時通訳してくれたので、思いの外、理解も伴って満喫しました。

うかがったのは、Braustüb´l Darmstadt、地元で相当古くからあるビール工場です。1847年創業、家族経営でやってきた(途中多少の経緯で親戚移管等あったようですが)歴史があるとか。過去、Darmstadterの名前と緑のラベルで愛されてきたものを、この5月から、Braustüb´lの黒いラベルに変えたばかりだそうです。そんな変化点にあっても、製法に変わりはなく、昔から使っている大きな仕込み窯はそのままに、使う麦の種類やホップを仕込みごとに変えて、ビールをつくりこんでいく過程を、実際の窯の紹介とともにうかがいました。こじんまりした空間ながら、クラシックなブランドに加え、新しいテイストにも挑戦してラインアップをそろえているところが、実に興味深いポイントでした。車で30分という距離のフランクフルトにも出回っていないローカルぶりながら、500万リットル/年を出荷している実績を聞くと、さすがビール、天晴れと思うばかりです。

こちらの工場では、ボトルか樽の提供のいずれかで、ボトルは王冠ではなく、ゴム栓を金属で押し留めた形状なのが特徴で、そこが愛されポイントになっているそうです。ビール精製の工程だけでなく、ビールを瓶詰する工程(ボトルを洗って→冷やして→割れチェックして→液詰めして→ラベル貼って→ケース詰めして・・・)まで紹介を受けたのは、本当に面白かったです。さすがに見学時間は工場のオペレーションを止めていますが、通常は、動きっぱなしで騒々しい空間なのだと説明を受けると、ほほうなるほど、と、想像がふくらみました。過去、ドイツの至る所にあった小さなビール工場たちが、最近はボトリングをこちらへ依頼するようになっていることなども教わり、時代の変遷を感じつつも、こうした空間で、そんな事実を教わる機会をもったこと自体をうれしく思ったのでした。

見学終了後は、お約束のテイスティングタイム!数々のビールが揃っていて迷いつつも、無濾過Naturtrübのビール(これが一番おいしい)、ダークビールMärzen、ダーク白ビールWeissbier Hefe-Dunkel、Craft beer 166と、4種のビールをいただきました。ビールのおともには、プレッツェルとソーセージ。至極贅沢な時間でした。おまけで紹介、見学開始前(開始前、全員揃うまでの時間にも、試飲ボトルが並んでいてラッキー)にいただいたVollmondbierも、美味でした。こちらは、若干濁りのあるダークビア、フルーティな香りがあるものの、Weissbierよりさっぱりして飲みやすかったです。

事前予約が必要とはいえ、7ユーロ程度でこれだけの満足感を味わえる空間は、それほどあるものではありません。「うちのビールを理解して愛してください」というメッセージの裏返しなのかな~と理解したのでした。本当にごちそうさまです。今後も楽しませてください。