Long Drive

PhotoGrid_1455396105414しばしなじんだブルガリア・ヴァルナを離れ、車でドイツへやってきました。ブルガリア→ルーマニア→ハンガリー→オーストリア→ドイツ、と国境越えが4つ。

途中ルーマニア・ティミソアラ Timisoara で1泊して、2日間の道のりでした。いずれもEU加盟国ですが、ルーマニアとハンガリーの国境が、シェンゲン加盟国の是非があるせいか、時間がかかりました。個人的には、ブルガリア(ルセ Русе )→ルーマニア(ジュルジュ Giurgiu )の橋越え国境の方がインパクトがあります。ドナウ川をまたぐ橋(Giurgiu–Ruse Bridge)の途中にルーマニアの標識が出てくるので、「おっ!」という感じ。この橋の両端(2国とも)に、橋の建築開始&完了(運用開始)年である、1952・1954が刻まれています。

ルーマニアを走行中に汽車待ちに遭遇。踏切が手動だったのは、なかなかセンセーショナルでした。

PhotoGrid_1455521491237国境にある標識(国名+国旗)を写真におさめることを頑張っていたのですが、残念ながらドイツで見逃しました…

道中のべて、特に険しい山道ではなく、なお、この冬は比較的穏やかな気候だったおかげで、雪を見たのは、オーストリアの遠くの山の中くらい。ただ天気の移り変わりは、けっこうなもので、晴れ・曇り・雨・豪雨、一日の中でも移動距離が大きいことも手伝って、複数回の変化を楽しむことができました。

窓の外の風景も、畑だったり草原だったり、村だったり都市だったり、動物(牛・馬・鶏・羊・ヤギ・犬)がいたり、風力発電装置だったり。それなりに変化に富んでいるので、眠くならずに楽しむことができました。終始助手席の身なので、えらそうなことは言えませんが、無事に目的地のドイツ入りできたことへ感謝です。

The mosaics museum in Devnya

PhotoGrid_1455272159205ヴァルナから車で30分ほどのデブニャ市 Девня にあるモザイク博物館 Музей на мозайките を訪れました。なにげにデブニャ市庁舎の目の前にあります。

古代ローマ時代、紀元前3-4世紀の邸宅跡らしい遺跡を守るように博物館が建っています。よって、展示内容物としては、それほど大量ではないものの、発掘された姿が状態良く残されている点、それをかなり間近に見ることができる点で、優良な博物館と思われます。

ここでもまた館内カメラに×がついていましたが、パシャパシャしてしまいました。すみません。

ポスターにも使っているメデューサのモザイクは、それほど発色はよくないものの、かなりきれいに見ることができました。写真用に濡らして撮影したそうで、なるほど発色がいいわけです。メデューサの他にもゼウス、ガニメデといったギリシャ・ローマ神話に登場するキャラクタが描かれています。神話や歴史に詳しくないと、名前聞いたことあるかも~くらいでスルーしがち。知識は多い方がなにごとも倍以上に楽しめるだろうと思います。

こちらの博物館、メインのモザイク画については、上から全体像、ヨコからその広さを眺められるように2階層構造につくってあったのが、とても秀逸に感じました。Wikipediaに展示詳細が書かれています(英語です)。

PhotoGrid_1455271699497そして、ヴァルナへの帰り道、Stone Forest (Pobiti Kamani Побити камъни) に立ち寄って写真だけ撮ってきました。13キロ平米の砂原に岩や石の柱が建っている、ちょっと不思議な空間です。遠い昔には海底にあった空間だそう。

一般道に隣接しているので、車でのアクセスは悪くないものの、入口の看板があまり目立たないので、スピードを出して走っていると、見過ごしガチなポイントです。たいへん感じの良いワンコが出迎えてくれましたが、写真のみの目的だったので、ちょっと申し訳ない気分になりました。。

こちら、公道に垂直方向に、かなり深く広がっているようす。多様な形状をヒトや動物などに見立てて写真を撮って過ごすのも楽しそう。気候のいい頃に一日散策へ訪れるのも悪くなさそうです。ただ、夏は日よけスポットが皆無なので、要注意です☆

Martenitsa, Bulgaria

PhotoGrid_1455142833077ブルガリアでは、3月1日に春をお祝いする習慣があるそうです。

3月1日はババ・マルタの日と呼ばれ、マルティニッツァмартеница)という紅白の糸で編んだお守りを、親しい友だちや家族で贈りあうのだとか。マルティニッツァは人形のついたブローチだったり、ミサンガのようなブレスレットタイプだったり、バリエーションがあるようです。つい先日からいっせいに街中でマルティニッツァの売り出しが始まりました。紅白の彩が可愛らしいです。キューピー版までありました、びっくり。

もらったマルティニッツァは、3月1日から肌身離さず身に着けて、春の訪れを知らせるコウノトリや新芽を見たら、枝にくくりつけるのがならわしだそう。これが一年の健康と幸せ祈願になるようです。公園などを歩いていると、ところどころの枝に紅白のモノがひっかかっていて、なんだろう?と思ったことがありましたが、去年の春の誰かのシゴトということです。それにしてもコウノトリとは…。今は冬ですし、ヴァルナではまだ見たことありませんが、ちょっと街を外れれば、暖かくなるとともに、なにげに見つけやすいのかもわかりません。

友だち・家族間で贈りあうということは、ひとりでいくつも持つことになるんだろうと思われ、3月1日まであと半月以上もありながらも、マルティニッツァ売り場が開くのも、なるほど納得です。いい商機です。

マルティニッツァ情報は、「猫とのんびりブルガリア」さんの「3月はババマルタ!」を参照しました。

Ethnographic Muserum, Varna

PhotoGrid_1455034067945ヴァルナの民芸博物館を訪問。旧市街の中、車道からちょっと外れた場所にあります。建物自体は1860年ごろのものを使っているそうで、入口のランプに「185?」とデザインアレンジが施されているあたり、気に入りました。

館内カメラ撮影禁止サインが掲示されてましたが、ごめんなさい。珍しさにまかせていくつかパチパチしてしまいました。

あまり大きくない空間ながら、農耕器具・漁業用器具・織物器具、民族衣装(結婚式もあり)・装飾品などが見やすく展示されていて、19世紀後半~20世紀初頭のヴァルナの人々の暮らしを垣間見ることができます。保存状態も良好。有料 4 BGN、 30分ほどでひとまわりする感じ。なかなか興味深い時間を過ごしました。入口で英語のガイド(ぺら1枚)を渡されましたが、説明は十分ではなく、ほとんどの展示物にはブルガリア語の表記ばかり。モノを見るだけでもそこそこ興味は満たされますが、もう少し解説をリッチにしてくれるとありがたかったです。

The Sea Terrace, Varna, Bulgaria

PhotoGrid_1455035115856ヴァルナのビーチ沿い、センターからのアクセスが抜群な展望付レストラン「The Sea Terrace」のご紹介。

建物自体は古くからあるようで、改装して今はレストランとして営業しているようす。入口はホール状になっていて、1920年、90年以上昔のヴァルナの姿をおさめた写真が飾られています。もちろん夏の写真ですが、ハンパない人の賑わいだった日々がうかがえます。レストランはホールの階段をのぼった2階です。

PhotoGrid_1455034817062屋内部は水色を基調にした内装で、さわやかな雰囲気、水色のグランドピアノも置いてます。そのまま展望デッキ部につながっているので、潮風を楽しみながら食事・お茶を楽しむこともできます。この日はお茶メインでの訪問なので、お茶とデザートのみ。ぽかぽかの陽気を浴びつつ、甘いひと時を楽しみました。

他の席では、時期外れながらムール貝を楽しんでいる方々も見えました。黒海名物ムール貝は夏が旬なのだとか。季節外れでも、ポットに盛られた貝の山は、魅力に映ります。少し北に行ったDobrudzhaには、ムール貝を養殖しているところもあるようで…。まだまだヴァルナのお楽しみがたくさん待っているようです。

Facebook: The Sea Terrace

Fratelli, Varna, Bulgaria

PhotoGrid_1454876602548ブルガリア・ヴァルナの食事どころ紹介ふたたび。今日はイタリアン・ファミリーレストラン「Fratelli」です。

パスタやピザ各種も置いていますが、この度はイタリアンから離れたお料理を複数チョイス。ブルガリアのサラダといえばの「ショプスカサラダ」。夏に好んでいただくサラダ「スネジャンカ」も試しました。スネジャンカは白雪姫という意味だそうで、ヨーグルト由来の白さからその名がついているそうです。昨今、日本でも水切りヨーグルトが流行っているようですから、日本でも白雪姫サラダ(スネジャンカ)が流行るかもしれません。

そして、この度こちらで初めて、ブルガリアの固有種(ブドウ)Mavrud のワインをいただきました。Todoroff という、ホテル併設のワインセラーをもったワイナリーのものです。赤黒い色味で、タンニンが効いた濃い味わいながら、後味すっきりの飲みやすい赤ワインです。これまで Cabernet Sauvignon や Merlot といったおなじみの品種のワインばかり手にしてきましたが、こういう冒険もしてみるべきだと反省。美味しい学びでした☆

今回のネタ検索で出会った Radev Trade.com カナダ西部にブルガリアワインを卸しているブルガリア出身のご家族で営む企業だそうです。ブルガリアワインに関する情報が豊富です(英語のみ)。ブルガリアのワイナリー情報(サイト情報込)もそろっているので、ブルガリアを訪問してワイナリー巡りを計画する際には、大いに参考にできると思います。個人的にもそんな日が早く来ることを期待します!

Golden Sands, Bulgaria

PhotoGrid_1454877969134ヴァルナから黒海沿岸をちょっと行くと、ビーチリゾート「Golden Sands」に行き当たります。夏には観光客が大勢押し寄せて、ビーチは人ひとヒト、遊園地もあればレストランやクラブもあり、大賑わいの区域だそう。そんな Golden Sands の冬の姿を垣間見る機会があったのでご紹介。

goldensandsmapGolden Sands holidays のサイトに見やすい地図がありました。3.5 km の広大なビーチの周辺にホテルやマンションが建ち並び、あわせてレジャー施設も数々、ひとつの街を形成しているのがわかります。

シーズンオフ、真冬のGolden Sands、ビーチのおかげで明るい開放感はありますが、「閑散とた」というコトバも too much なほどに、ヒトのいない街になっていました。リゾート地ならではの、きれいで大型のホテルやマンションも、ほとんどがもぬけの殻、夏の家主の来訪を待つばかり、といった雰囲気。実際のところ、この界隈こぞってどこも休業中なので、住むのも不便なのでしょうが。これほど正直に夏季限定の街が存在することに、むしろ新鮮な感覚を覚えたひと時でした。

ご参考: Golden Sands シーズン中はこちら Go2GoldenSands より雰囲気がうかがえます

Therma Palace, Kranevo, Bulgaria

PhotoGrid_1454877048273私事ですが、2月7日は誕生日です。お祝いメッセージをくださったみなさま、あらためて感謝いたします。ありがとうございます!

さて、この度、誕生祝いに近所のスパ施設 Therma Palace へ連れて行ってもらいました。ホームページによれば、8つのサウナと5つのプール、各種マッサージ施設も完備なので、これは楽しみとのぞみました。

ホテルに併設されたスパで、ヴァルナから車で30分ほどの Kranevo という村にあります。’Best SPA hotel for 2014 in Bulgaria’ に選ばれたそうで、外観も中のつくりもオシャレできれいです。施設に入ってしまうと、見目麗しい空間に違いないのですが、周辺空間と比較するとギャップの大きいのも、ある意味ステキな見どころですです。冬のなんでもない日曜日(来週はバレンタインなので混雑確定)なので、がら空きを期待していたらとんでもない、けっこう宿泊客が多いようで、なかなかどうして混んでました。

ブルガリアのスパは、水着着用で混浴が当たり前だそうです。男女別の更衣室で着替えたあと、スパ空間で合流するかたち。ホテル併設のせいもあり、家族やご夫婦が多いように感じました。

PhotoGrid_1454877404551おもしろいことに、「お風呂」と題した日本風(らしい)五右衛門風呂のようなジャグジー付きの樽がありました。事前調査段階で、かなり期待だったものの、こちら、たぶん30度くらいでしょう、ずいぶん温度が低くて浸かること断念。ブルガリアの方々、熱めのお湯はお嫌いのようです。。暖をとる最短は、やはり普通のサウナでした(笑)。

また、ソルトルームという部屋があり、こちらにはソルトランプがありました。岩塩の塊をランプにしたもので、ソルトランプのマイナスイオン効果を楽しむのがテーマの部屋のようです。

いわゆる健康ランドみたいな空間ですが、ところ変わったブルガリアの施設、おもいっきり満喫することができました。この度は普通の全身マッサージ60分をお願いしましたが、どうやら女性向きに各種スペシャルなエステを用意しているようです。折をみて、自分にごほうびのチャンスをつくりたいものです☆

TripAdviser: Therma Palace

Chinese New Year 2016

PhotoGrid_1454451848634間もなく中国旧暦のお正月「春節」がやってきます。いわゆるNew Year Dayは週明け2月8日だそうです。

そんな中、ヴァルナにも、春節記念のステージがやってきました。いわゆる中国雑技団のステージです。’ВЕСЕЛА КИТАЙСКА НОВА ГОДИНА 2016 – АКРОБАТИКА, ТАНЦИ, МУЗИКА‘ というタイトルでFestival and Congress Center (FCC)にて開催。こちらに行ってきました!

1.5時間のステージ、アクロバティックな技の数々、加えて、踊りあり、演奏あり、歌あり、と、あっという間でした。大満足です。こんなに大興奮のステージなのに、会場満員御礼とはいかず、半分ほどが空席だったのが、もったいない風でした。認知度が今ひとつだったのかもわかりません、残念です。

PhotoGrid_1454479943400中でも個人的に好きだったのが「変面」、仮面を一瞬で別のものに変えるパフォーマンス。いくつもの仮面をするすると取り換えるので、マジックを見ているようで、あっけにとられながら、写真を撮りまくってしまいました。写真なんぞ撮ってないで、自分の目で楽しむべきところですが、なにやら不思議とシェア根性がはたらいたのか、撮ってしまったので、こちらでシェアします。

PhotoGrid_1454480244185そして、この度はじめて琵琶の音色を楽しみました。日本の琵琶の祖先でPIPAと呼ぶそうです。奏で方が複雑で、手の動きに目が釘付けでした。二胡との協奏だったり、単独でブルガリアの国歌や有名な歌を奏でたり、観客の楽しませ方もよく練られていてさすがです。

いずれにしても、感じ入ることの多いイベントでした。春節に感謝です。

Airbnbの発表によれば春節旅行客の訪問先1位は日本、特に大阪・東京が人気とのこと。爆買いに沸くのも致し方ないですが、こんな形で春節を楽しむのも悪くないかと。横浜中華街でも、春節に合わせたイベントがあるようです。

FCC前の通りの工事が終わり、一新され、イルカの像が登場しました。かわいらしいです。

Starata kisha, Varna, Bulgaria

PhotoGrid_1454390055494ブルガリア・ヴァルナのレストラン’Етно ресторант Старата къща‘の紹介です。エスニックレストラン<Old House>みたいな意味です。ブルガリア料理が食べたい!とリクエストして連れてきてもらいました。

あいにくこちらは英語メニューがなく、オーダーは連れに完全お任せでしたが、ブルガリア料理といえばコレという、煮込みの入ったポットにパンをかぶせて窯で焼いたもの(料理名はわかりません)をいただきました(おもしろいことに、Wikipediaのブルガリア料理リストには載ってませんでした…)。

ポットの中身はいろんなバージョンがあるようですが、この度いただいたものは、鶏肉・マッシュルーム・ジャガイモ・ニンジン・他を煮込んだもののようで、じっくりコトコト煮込んだシチューのようで、美味しかったです。ポットのまわりのパンは、パイではなく、本当にパン。崩して混ぜてしまうこともできますが、付け合わせのパンのごとく別箇にいただいた方が◎でした。

あわせてオーダーしたのは、パプリカとトマトのサラダ。焼いて皮をむいてクタクタにした赤いパプリカをマリネにしたものと、トマト、赤玉ねぎ、オリーブ、チーズをふんだんに使ったものです。赤のバリエーションが豊かで、見た目も華やかなサラダでした。テーブルクロスに織られた彩がきれいで、ムダに写真を撮ってしまいました。。

日曜のランチタイムに訪れましたが、あまりお客さんがおらず、せっかく店内広々とした古民家風のたたずまいでステキなのに、ちょっともったいない風でしたが、これもシーズンオフならではかな、と。夏には観光客でにぎわうことでしょう。

ごちそうさまでした。英語のメニューはあるといいと思います。

Facebook: Етно ресторант Старата къща