Magnolia, MOKUREN

PhotoGrid_1428690859115このところ、日中温かいことが多いせいか、ついにモクレンが満開になりました。とても美しいです。英語名はMagnolia(マグノリア)、「木蓮」とは響きからして大きな違いです。
こちらの近所のモクレンは、日本でよく見かける紫色ではなく、サラサモクレン(でいいのかな?)で花弁が白く、ほんのりピンク色を帯びていてかわいらしいです。

蓮の花に似ていることからモクレンとの名前がついたそうですが、Wikipedia情報によると中国原産なんですって。なお、英名のマグノリアは、正確には「モクレン属」を意味するそうで、17~18世紀のフランスの植物学者、ピエール・マニョル (Pierre Magnol) から名付けられたものだそうです。花言葉は「自然への愛、崇高、持続性」だそうです。

検索してたら面白い話を見つけました。

モクレンのつぼみの先は必ず北を向くんだそうです。日がよくあたるつぼみの南側がふくらんで、つぼみの先端が北を向くのが理由だそうですが、その特徴から「コンパス・フラワー」と呼ばれているとのこと。つぼみの方向には、気を払っていませんでしたが、あらためて注意をはらってみたいと思います。

Ume Grove in Ikegami

ikegami_ume2015東京滞在の振り返り。

池上本門寺の一角(大田区が管理する別の敷地です)にある池上梅園を訪問。一昨年リニューアルしたそうで、歩きやすく、花見を楽しみやすい空間になっていました。この度うかがったのは2月27日(金)。入り口に7分咲きの看板あり。十分に楽しめる空間ながら入園料が100円というのもありがたかったです。梅が見ごろの頃だからか、甘酒やお汁粉の販売も行っていて、ちょっと小腹を満たすこともできました。

以下、池上梅園紹介(大田区ホームページ)より引用

池上梅園は丘陵傾斜を利用した庭園で、都内屈指の梅の名所です。園内には30種、紅白約370本の梅が植えられています。
毎年2月から3月にかけて梅の花が見ごろを迎え、可憐な花と春の芳香が楽しめます。
また、珍しい水琴窟やこの季節ならではの雪吊りもご覧いただけます。
平成25年2月に見晴台へつながるデッキが新たに設置され、より梅の花を楽しんでいただきやすくなりました。

それぞれの梅には梅の名前の入った札が下げてあり、ちょっとした勉強にもなりました。梅は香りがあるから余計に楽しいです。梅は大田区の花なのだそうです。大田区生まれの自分には、なにげに初めて知る事実でした。これを機会に、余計に梅に対する愛着が生まれました。

chrysanthemum

autumn-flowers2014昨日、9月9日はスーパームーンでしたが、重陽の節句(菊の節句)でもあったので、菊のお話。

菊はドイツ語でChrysantheme、英語でchrysanthemum(長いのでmumとの略語でも通じる)です。ドイツの花屋の店頭でも、すでに鉢植えや花束、さまざまな形で菊の花が見られます。そうです、菊の入った花束です。ちょっとした贈り物として、花屋の店頭に飾ってある作り置きの花束に、普通にモコっとした菊が混ざっています。日本では、菊は仏花のイメージが強いので、びっくりしますが、Wikipediaによると、西洋では幕末以降に菊がヒットしていったそうですから、新しい品種なんですね。おそらく菊の御紋などの、日本の文化的背景にも由来するんでしょう。花ひとつで、文化の違いを思い知るのは面白い経験です。

さて、重陽の節句について、覚書。

陽(奇数)の極である9がぞろ目で重なるから『重陽』としてお祝いをしてきた経緯があるようですが、1/7,3/3,5/5,7/7その他いずれの節句も健在の一方で、9/9はかなりマイナーのイメージ。まだまだ残暑が厳しい時期にあって、秋を思わせるこの節句がピンと来ない環境変化の影響でしょうか。

そして、菊ついでで、菊花紋章についても、覚書。

Wikipediaによれば、皇室が事実上の家紋としているのは十六八重表菊。日本の旅券表紙にあるのは十六一重表菊。過去、中国から渡ってきた菊の花が日本で愛好され、鎌倉時代、特に後鳥羽上皇が愛好して、自らの印としたことに発し、皇室の家紋として定着したとのこと。ところが江戸時代、幕府により葵紋とは対照的に使用は自由とされたため、一般庶民にも浸透し、この紋の図案を用いた和菓子や仏具などの飾り金具が作られるなど各地に広まっていった。そして、1869年(明治2年)8月25日の太政官布告第802号「十六八重表菊」が公式に皇室の紋とされた、そんな歴史があるそうです。

菊花紋は吉祥文様として、いろんな装束にも取り入れられているので、時代を踏まえながら、花弁の数に注目してみるのも、歴史文化を楽しむひとつの方法です。ぜひ次の機会に。。