Spargel, Asparagus

PhotoGrid_1430217199483シュパーゲルという呼び名も、すでに日本語で認知され始めている(たぶん)白アスパラガス。このところスーパーのみならず露店で売られています。いろいろですが、キロあたり3~10ユーロとその太さやら銘柄(かな?)に応じてクラス分けして売ってます。緑も売ってますが、白が主力っぽいです。勉強不足の私は、スーパーで買うのがせいぜいですが、ドイツ語堪能な方、お料理上手な方々は、これを機に楽しいお買い物を満喫しておられるのかと。
シュパーゲル(緑のアスパラも含めて)春イースター明けの頃から店頭で見かけはじめましたが、それ以前はからきし。年間栽培の難しくないはずなのに不思議に思っていましたが、おそらくドイツのシュパーゲルの旬を愛する心ならでは慣習に依るところだろうと理解しています。

シュパーゲルについてドイツニュースダイジェストでもかつて特集を組んでいたようです。時期・選別法・食べ方・歴史その他いろいろ詳しく載ってます。5000年前のエジプトにシュパーゲルがあったらしい話や、街をあげてシュパーゲル祭りが行われている話(皮むき大会があったり、シュパーゲル姫が選ばれたり…)など、歴史も深くて興味深いです。

asparagus-field陽に当たらないように土を盛って育てている上、さらにビニールをかぶせているので、高速道路を走っていて、シュパーゲル畑は見つけやすいです。ついでにシュパーゲルの絵のついた看板まで立ててくれてるので、ついついネタ帳的に写真におさめてしまいました。。

シュパーゲルはユリ科の植物でニンニク、ネギと同じ科に属するものだそうで、日本で食用にされているものとは異種のようです。なんとなく納得するところもあります。植物分類上のカテゴリ違いでも食用としては同じものとして扱われるあたり、おもしろいです。あらためて、違いをかみしめる意味でも、今夜あたりシュパーゲルをいただきます!

Lilac

lilac春もまっさかり、暑いくらいの日もちらほらするようになったこの頃、ライラックが咲き始めました。紫色の細かい花をたたえて、ほのかな甘い香りを漂わせています。

ライラックはヨーロッパ原産なのだそうで、英語名がlilac、フランス語名がlilasなので、ライラックとかリラとか呼ばれます。和名はムラサキハシドイ(紫丁香花)、可愛らしくない響きですね。。花びらは4枚ですが、5枚になっている花を見つけて黙って飲み込むと、愛する人と永遠に過ごせるという言い伝えがあるんだとか。やっぱりロマンチックな要素をたたえてます。

ライラック全般の花言葉は、「思い出」「友情」「謙虚」、そして、花の色によっても花言葉が違うのだそうです。なお、ヨーロッパでは家に持ち込むのは不吉だと言われてるとか。こんなに香りがよくて愛らしいのに、不吉呼ばわりされるとは、いったいどんなルーツがあるのやら。ちょっときれいだったから持ち帰ってみた、なんてことがないように気を付けなくてはいけません。。

Spring

PhotoGrid_1428693372816いよいよ春のようです。さすがに冬のコートを着るのは恥ずかしいくらいに、街中、特に日中の街中の人々が薄着になってきました。みなさんたいへん正直で、サマードレスを着ている女性や短パンTシャツの男性などを見かけることもあるほどです。

イースターが明けたのをきっかけに、なのか、冬の間枯れていた街中の噴水も稼働を始めました。数週間前まで、蕾のような新芽を見せていた大木も、緑の葉を広げて、青々とそびえるようになりました。

PhotoGrid_1428691649934温かくなってくれたおかげで、ちょっと散歩に出かけるのも、まったく億劫でなくなりました。

残念ながらソメイヨシノは見当たらないものの、桜に近いと思われる、バラ科の小花をたくさんつけた木々が見ごろを迎えています。様々な草花を見つけては写真におさめて楽しんでいます。

春だからといって、私自身の生活に変化があるわけではないものの、冬から春へのスイッチが切り替わっただけで、気持ちも含めて活動的な雰囲気を運んできてくれるのは、うれしい限りです。

The Städel Museum in Frankfurt

PhotoGrid_1427553154938お友だちから、「印象派に興味があれば、おススメだよ」と聞いたので、フランクフルトのシュテーデル美術館を訪れました。

フランクフルト中央駅から、マイン川を越えて間もない川沿いにある立派な美術館で、フェルメールの「地理学者」を置いていることで有名らしいです。が、本日のお目当ては、こちらの創設者であるシュテーデルさんが、ご自身のコレクションを寄贈して200年を記念した企画展 “MONET und die Geburt des Impressionisms” です。モネの作品を中心に、印象派の作品を多数、楽しんできました。

目玉は、モネの大型作品なんでしょうか。正直、日本人が喜ぶモネ作品は少なかったように思いました(すみません)。とはいえ、いくつかの主だった時代背景とテーマで括って展示してあって、企画者の趣向をふまえて、モネ、ピサロ、ルノアール、ドガなど、数々の印象派作品を満喫できました。

ただ、日本国内の美術展に行き慣れているからなのか、展示札(作品名・作者・作成年等を示したパネル)が、ドイツ語・英語で書かれていて、字も細かくて読みづらく、ちょっとがんばって読んでしまったが故に、企画展エリアを出ただけで、どえらい疲労感でした。。。

土曜日のせいなのか、10時オープンの直後に入ったにもかかわらず、けっこうな人、お昼近くには、さらにヒトひと人でした。ドイツ語availableな皆さんは、オーディオガイドを持った方がやたら多かったです。企画展内のドイツ語、英語ツアーガイドなどもあるようで、ほかの観光地の有名な美術館よりは、ずいぶんと混み合ったイメージを受けました。企画展のチケット(常設展込み)大人2枚で14ユーロ、まずまずの価格感です。この企画、2015年6月21日までやってるそうですから、フランクフルトでストップオーバー等、時間つぶししたい方には、もってこいのチャンスかと。

せっかくなので、常設展も拝見(企画展とフロアが異なります)。宗教画が大量にある中に、フェルメール(Johannes Vermeer)の『地理学者 (Der Geograph)』があったり、ボッティチェリ(Sandro Botticelli)の『女性理想像 (Weibliches Idealbildnis)』があったり。けっこう広い大量なコレクションの中で、個人的にヒットな作品を見つけるのも宝探し感覚で楽しかったです(その分、疲弊もします)。館内マップもあるのですが、これがまた、非常に不案内なので(美術館のカタログの表紙にフェルメールの地理学者を使っているのに、館内マップに載せないって、意味不明ですよね)、使いませんでした。

ランチは、近くのSchweizerstrでみつけた、イタリアン『Trinco』にて。小さなお店ながら、気さくなお兄さんが手早く美味しいピザやパスタを出してくれました。珍しさに任せて、Pizza Tandori(タンドリーチキンの乗ったピザ)をいただきました。その後、ちょっと散歩してCafe 『La Maison du Pain』でコーヒーブレイク。マジパン入りのクロワッサンとコーヒー、ご想像どおり、簡単に満腹になります。

朝から活動して、芸術堪能、舌も堪能、お腹いっぱい楽しんだ一日でした。東京は桜も開花、20度くらいでぽかぽか陽気だそうですが、こちらはまだ昼間でも10度程度。お日さまのおかげで若干ぽかぽか気分も味わえますが、まだ冬のコートは手放せません。それでも、桜に近いバラ科と思われる木々が力いっぱい花開いている姿をみかけることができるようになりました。嬉しいです。タンポポも見つけた!春本番は近いです。

観光当日にブログアップできるなんて、ほんとうに稀。今後も、時間の上手な使い方を心がけたいです!

Sprouting

PhotoGrid_1426696064835「芽吹く」という言葉はGoogle翻訳によるとSproutingなのだそうです。

昼間は15度くらいに暖かい日が続くようになり(夜朝は5度未満ですが…)、アリやらテントウムシやらチョウチョも見かけるようになりました、春近しの昨今です。あちこちで、春色の草花を見つけては、写真におさめている今日この頃ですが、何よりも、新芽には、ワクワク感をそそられます。私だけでしょうか?

PhotoGrid_1426182541131冬の間、じっと押し黙っていたところから、暖かさを感じ始めた木々が、新しい活動をはじめているのが、新芽なのですから、外に向けて「芽吹くぞ~!」と、ウズウズしている感じが、たまらなく愛らしいのです。

冬の間、閑散としていた空間に、彩を添える野の花の美しさは、春を楽しむのに欠かせない要素ではありますが、たくさんの新芽を見つけるたびに、うきうきした気分を味わいながら、散歩を楽しんだ、本日午後のひと時でした。

極めてのんびりした内容で恐縮ですが、四季を楽しむことのできる性質をもっている、および保てていることを、嬉しく思います。

正直、夏がいちばん好きな私ですが、こんな空間を堪能して、ふと思い出したのが「四季の歌」でした。旧過ぎですかね、若い人は知らないかも。。。

1.春を愛する人は 心清き人
すみれの 花のような
僕の友だち

2.夏を愛する人は 心強き人
岩をくだく 波のような
僕の父親

3.秋を愛する人は 心深き人
愛を語る ハイネのような
僕の恋人

4.冬を愛する人は 心広き人
根雪をとかす 大地のような
僕の母親

5.春夏秋冬愛して 僕らは生きている
太陽の光浴びて 明日の世界へ

Kawazu Cherry Trees

kawazu-sakura2015先月東京滞在中の振り返り。

伊豆方面へ足をのばし、河津の桜を楽しんできました。2月25日(水) 晴天、満開ちょっと手前(7分咲き)。平日だというのに、人出も十二分、道沿いの売店の賑わいも十二分。河津川の両側がピンクに染まり、桜の足元には黄色い菜の花。うららかな春の景色を存分に堪能した一日でした。こちらのマップ付パンフがあちこちで配られていて、散策するのにたいへん助かりました。

河津桜まつりサイトによれば…

伊豆の温暖な気候と早咲きの特色を生かし毎年2月上旬から開花しはじめ約1ヶ月を経て満開。この桜は、本州でも早咲きの種類に分類され、更に満開を長く維持できる特徴。数年前までは無名のカワヅザクラもここ数年で全国に浸透し、まつり期間中は200万人前後が訪れる名所になった。また、ライトアップもされ夜桜見物も楽しめ、町内の館橋から浜橋まで300m、峰温泉の河津桜トンネル、河津七滝ループ橋3ヵ所と名木(車の桜、音蔵の桜、かじやの桜、今井浜の桜)の4ヶ所で楽しめる。また、9時から17時まで無料の足湯も利用でき、花見での散策疲れにも、ぜひ利用したい。

駅から川沿いを2キロ程度の桜並木を楽しみながら散策ができて、ひと足早く春を満喫しているかのような気分でした。沿道あちこちで、干物やらみかん各種やら、その他かずかずの食べ物お土産を見ながら歩けば、時間は飛ぶように流れます。現地到着時点で時刻表を見て、オシリの時間を決めていたので、結果的に何も買わず(買えず?)に電車に飛び乗ることになりました。ゴメンナサイ。。

でも、河津で見る河津桜はおススメです。この圧巻の桜並木は、そうそうないと思います。未踏の方には特に。河津は遠いと言わず、ぜひシーズンに足を運んでみていただきたいです。この時期、伊豆急で往復割引切符なども出しているので、そういったものも活用して、ひと足早い春を味わいに、お出かけしてみてください!

※河津桜まつりは3/10までで、すでに満開過ぎたエリアもあるようですが、まだまだこれから楽しめるエリアもあるようです。詳しくは河津桜情報Blogでどうぞ。

Doll’s Festival

hinamatsuri20153月3日は、ひな祭り。お内裏様とお雛様、三人官女に五人囃子。お雛様を飾って、家族みんなで母お手製のちらし寿司をいただくのが、私の実家の毎年の習慣です。

今年は2月28日に、いただきました(私は3月3日時点、ドイツにおります)。身内に不幸がありまして、一時的に帰省していました。先般、お世話になった皆さまには、あらためて感謝申し上げます(連絡できなかった皆さん、すみません)。このたびの東京滞在中も、いくつかお楽しみも堪能させていただきました。お楽しみなんて不謹慎な気もしますが、きっかけをいただいたことを感謝しつつ、時間を満喫することがお返しと考えています。本当にありがとうございました。

さて、ひな祭りの由来について、説明する面白いページを見つけました。以下かいつまんで引用します。

ひな祭りのおはなし(フレッツ光メンバースクラブ)

ひな祭りの由来が流し雛のように、ヒトガタに穢れをうつし、水に流して身を清める「禊(みそぎ)」にはじまり、現在のようなひな人形を飾る女の子の節句として体系だったのは、戦国時代の終わった徳川幕府の治世のことだそうです。また、人形づくりの技術の発展とともに、人形は流すものから飾るものに移り変わっていったのだとか。

内裏雛の並べ方、京都が特別違うとのお話は聞いていましたが、ルーツは昭和天皇にあったそうです。内裏(だいり)とは天皇の住まい(御所)のこと、内裏びなは天皇、皇后の姿をあらわしたもの。日本古来は、左上位の考え方により向かって右に男びな、左に女びな(人形側から見て、左上位で左に男びな)。しかし、昭和天皇が国際マナーにのっとり右上位に並ぶようになってから、向かって左が男びなになったのだそうです。なお、京都は古来を守っている。

春を無事に迎えられたことを喜び、“これからも皆が元気で過ごせますように”と願うひな祭りの行事食についても触れています。菱餅は、明治時代に下から緑・白・桃色の三色になったそうで、“雪の下には新芽が芽吹き、桃の花が咲いている”春の情景を表現しているそう。この菱餅を砕いて作ったのが、ひなあられの始まりだとか。ハマグリのお吸い物は、はまぐりの2枚貝がぴったり合う点から、相性の良い相手と結ばれ、睦まじく過ごすことへ願いを込めている。ちらし寿司にいたっては、特にひな祭りのいわれはないそうです。ただ、エビやレンコンなどの縁起物が具になっていて、彩り華やかなことが、春の食卓にふさわしいことで愛好されているそうです。