Christmas in St-Petersburg

PhotoGrid_1451212263135年末年始の休暇を過ごすべく、連れの実家 ロシア・サンクトペテルブルクへやってきました。

ヴァルナに比べて5~10度ほど気温が低く、何より日照時間が短いことに驚いています。朝、外が明るくなるのが9時半過ぎですから。夕方4時半にはほとんど暗いです。

ヴァルナでは12月25日のクリスマスを祝うべく、街中がにぎわっていましたが、ロシアのクリスマスは1月7日。クリスマスよりも、新しい年、2016年が来ることを祝うべく、街の中心部周辺は、いたるところで電飾が飾られて、キラキラしていてたいへん美しいです。クリスマスツリーやサンタ風のジェットマロース、雪だるま等がある一方で、ところどころに来年の干支のサルが飾られたりしているところが、おもしろいです。寒さをカクゴして、ちょっと街へ出かけてみたくなります。

PhotoGrid_1451212081379やはり、ネフスキー大通りがいちばんきらびやかです。通りをまたぐように掛けられた電飾、街灯の電飾、通り沿いの建物の電飾、ただただ通りを歩いているだけで、ワクワクします。

どうやら私たちの到着と冬将軍の到着が同じだったようで、急に気温がグンと下がりました。聞けば、ここしばらくは曇天&雨天続き、だいたい5度程度だったそうですが、今は0度周辺、空は晴れていて風が強いです。これからは足元の心配は不要のようですが、本気の防寒対策をして出かける必要があるようです。

どこへいっても冬本番、みなさま、お変わりありませんようにご自愛ください☆

State Russian Museum

PhotoGrid_1435903932073サンクトペテルブルグ ロシア美術館を訪れた備忘録。

ロシア美術館、本館以外にもいくつか棟があります。ちょっと離れてるので要注意ですが、セット価格でチケット販売してます。

今回は本館のみ(350 RUB)。19世紀初頭に建てられたというみやびやかなミハイロフスキー宮殿の中で、ロシア美術をしっかりお勉強。絵画だけでなく工芸品もいろいろあって、かなり楽しめます。

モスクワのトレチャコフギャラリーの方が大きいのかな?と思ったら、こちらの方がコレクションの数は倍以上の40万点(ちなみにエルミタージュは世界最大300万点)。見終わった後は、かなりの疲労感をともなっていました。

ヴァシーリー・ヴェレシチャーギン(Vasily Vereshchagin)というたいへん精緻な絵を描く画家さんが、1903年に日本を訪れた際の絵として、日光の寺やボートに和傘を携えた和服女性たちのものがあって、妙に心が躍りました。

次いで、レーピン Ilja Repin のSadko (Underwater Kingdom) が印象的でした。個人的には、ほとんど表情がないというか、感情の見えない絵が多いように感じるレーピンの画の中で、現実離れした空間とそこに居る人々の不可思議な組み合わせが妙に目立って感じられたのでした。

ロシア美術、これまであまり気に留めてこなかったジャンルですが、ひとつ新たな引き出しができたような気がします、楽しみです。

Swan Lake at Alexandrinsky Theatre

PhotoGrid_1435524708857バレエ「白鳥の湖(Лебединое озеро)」を見に、サンクトペテルブルグ中心部にあるAlexandrinsky Theatreへ行ってきました。

この劇場は19世紀からあるものだそうで、特に階段の疲れっぷりには、なるほどの歴史を感じました。観覧席がベースフロアも含めれば5階層になっていて、内装のゴージャスぶりは、さすがインペリアル、皇室向けにつくられた空間です(内装構造はこちら)。

さて、バレエ本編。オデットに限らず、白鳥たちの繊細で可憐な踊りに惹きつけられっぱなしでした。手先・足先で語るといいますが、ヒトの表現力ってすばらしい!と思いました。2時間半も、あっという間。

この頃、公園でみかける白鳥(トリの方)は、なにか優雅さに欠けるといいますか、大きなアヒル?とばかりに陳腐な存在に感じた昨今でしたが、この度のバレエで、私の中の白鳥の格が上がりました。

先回、くるみ割り人形を見て、今回は白鳥の湖、つくづくチャイコフスキーという音楽家を偉大に感じました。バレエ舞台をより美しく魅せる楽曲作りの才能がすごい。140年前の作曲なんですって。そして、それを舞台芸術として仕上げて今に至るまで世の中に届け続けている舞台関係者の皆さんにも、大いなる敬意を払います。これが後世にも、引き続き永くよい形で受け継がれることを期待します。

PETERHOF Palace

PhotoGrid_1434904429305サンクトペテルブルグに行ったら訪れたい観光名所のひとつ、「夏の宮殿」とも呼ばれる「ペテルゴフ」に行ってきました。サンクトペテルブルク中心部から30kmほど移動、フィンランド湾の南岸に位置しています。宮殿と上下(宮殿の表と裏)庭園、その他博物館で構成されています。

見どころは下の庭園の噴水群。これでもか!と言わんばかりに、数々の噴水が施されています。上の庭園にある貯水池の水および水圧をつかって、下の庭園の噴水の高さが調節されているのだとか。広大な敷地をつかって、かなり緻密な技術と計算を凝らした結果の芸術であることを思い知ります(あとおカネも・・・)。下の公園の噴水はフィンランド湾へ注ぎ込む、という、たいへん美しい設計です。

中央の見事な噴水の棚(カスケード)に限らず、けっこうな遊び心を利かせた噴水も多数。車輪状に数羽のカモが水を吹いている中、一匹だけ犬だったりするのはウケました。キノコの傘から降り注ぐ雨のような噴水、ベンチの裏から不定期に降り注ぐ噴水とか、びしょ濡れOKの夏の散策にもってこいのイキな工夫が凝らしてあって楽しかったです。

けっこうな晴天に恵まれたおかげで、観光客の入りもよく、宮殿に入るための行列がすごかったこともあり、この度は下の庭園散策だけにとどめました。2015年6月中旬現在、上の庭園は拝観無料、下の庭園+宮殿は、外国人500 RUB・ロシア人400 RUBです。特に夏の時期(5月から9月)にサンクトペテルブルグを訪問される際には、ぜひ訪れてみてください。

参考:【世界遺産】広さ、宮殿20個と公園7つ!ペテルゴフの噴水が今年もスタート(TABIZINE)

Cafe “HAPPY”

PhotoGrid_1435312967137サンクトペテルブルグでお気に入りのカフェ紹介。お店の名前はСЧАСТЬЕ、ロシア語で幸福、HAPPYという意味です。

内装外装、そのメニューに至るすみずみまで愛らしいのが気に入りポイント。白を基調とした内装で、至る所に天使がいます。天井から下がった小さなライトの先には天使の翼が施してあって、胸キュンです。テーブルに着くと、ランチョンマットの紙と鉛筆を案内してくれます。こちらの紙シートには、数字の1から600以上の数字とドットがプロットしてあり、ヒマにまかせて点をつないで絵が浮き上がるのを楽しめます。今回はエンジェルが傘を持っていました。日本の梅雨時を連想できて、つい微笑み。

お店のサイトによれば、サンクトペテルブルグに4店舗、モスクワに2店舗展開しているようですが、個人的にはイサク聖堂の目の前にあるСЧАСТЬЕ У ИСААКИЯ店が立地ともども好きです。ショッピング通りのネフスキー通りにも店舗があり、こちらの入り口のデザインも愛らしさ秀逸です。この度訪れた際には、マカロンをいただきました。6個で270 RUB。バニラ、チョコレート、ピスタチオ、マンゴ等、どれもおいしかったです。

The Scarlet Sails Festival

PhotoGrid_1434877735291サンクトペテルブルクで白夜のピークを迎えた6月20日の宵、学生達の卒業を祝するイベント、Алые Паруса(アーリエ・パルサー、訳:赤い帆、The Scarlet Sails)へ、行ってきました。

こちらは、サンクトペテルブルグの白夜の時期に行われる一大行事。跳ね橋が開いたネヴァ川を赤い帆を掲げられた船が上流からエルミタージュ美術館のあるあるドヴォルツォーヴィ橋へ向かって降りてきます。その間、橋の向こうから、大量の花火があがり、勇壮なBGM付と、たいへんぜいたくな30分間を楽しみました。深夜を超えた時間ながら、公共交通が終夜営業なおかげもあってか、たいへんな人混みでした。この赤い帆は、ロシアの作家アレクサンドル・グリーンの同名童話『赤い帆』からとったそうで、初回は1968年、途中中断はあったものの、毎年恒例のビッグイベントだそうです。

白夜も手伝って、この時期は、連日、各地で夜通しコンサートも行われているそうです。サンクトペテルブルグの夏本番、日本の夏とは温度からして大きく違いますが、いろんな楽しみ方があるようです。ぜひ訪れてみてください!

参考:

アーリエ・パルサー:赤い帆船(ぺてるぶろぐ より)

White Nights Festival (PLANET より)

A never-ending feast: St. Petersburg’s best annual events

Nevsky Prospect

PhotoGrid_1434051327506ロシア、サンクトペテルブルグの目抜き通り、ネフスキー大通り(Не́вский проспе́кт)を紹介します。

ロシア語で「ネフスキー」は「ネヴァ川の」という意味で、ネヴァ川に沿ってまっすぐ延びています。また、ネフスキー大通りを散歩しているとネヴァ川の支流の川をいくつも見ることができます。サンクトペテルブルクは「北のヴェネチア」と呼ばれるのだとか。

もともとピョートル大帝の命でつくられたものだそうで、現在はエルミタージュ美術館近くの旧海軍省、アレクサンドロフスキー公園からモスクワ駅のある蜂起広場(Ploshad Vosstaniya)を経て、アレクサンドル・ネフスキー大修道院に至るまで、全長4.5km。1番地から192番地まで通りの左右へ偶数番地と奇数番地に分かれて並んでいます。その中でも観光のメインとなるのは、旧海軍省からモスクワ鉄道駅までの約2kmほど。歩ける距離です☆ 四季を問わず、いつ訪れても、ひとでいっぱいです。いまは白夜中なので、24時間といっても不思議ないくらいかもしれません。

ネフスキー大通りの観光スポットをいくつか(写真にあるものです):

血の上の救世主教会 Church of Our Savior on Spilled Blood 外壁とドーム屋根がポップで愛らしい、見たら写真を撮りたくなる教会です。教会自体は通りから離れていますが、通りから川と一緒のショットが撮れます。

・ドム・クニーギ アール・ヌーヴォー様式の美しい建物の本屋さん。絵はがきやお土産も売っています。2階にЗингерь(Singer)というカフェがあって、ここからのお向かい「カザン大聖堂 Kazan Cathedral」の眺めが抜群です。

PhotoGrid_1433506332311ゴスチーヌィイ・ドヴォール(Гостиный двор) “Gostiny Dvor” 18世紀のショッピングセンター、土産物、ブランドショップ、衣服・アクセサリー、飲食、いろいろ。ぶらぶらするにはもってこいの空間。モチモチしたドーナツみたいな пышкы (ピィーシュキ)という格安!スイーツやさんあって時間を忘れる空間です。2階建てです。お向かいには、パサージュ百貨店(The Passage)もあって、この界隈は濃いです、ご注意ください。

PhotoGrid_1433876794765エリセーエフスキー商店 Eliseevskiy 美しい外観と内装をもった高級食料品店。店内中央にパイナップルがあり、そのまわりがカフェテーブルというアレンジ。ウキウキする空間です。 この店の脇道「マーラヤ・サドーヴァヤ通り」は、歩行者専用通りで、銅像がいくつかあって、観光客を楽しませています。

アニチコフ橋 The Anichkov bridge ファンタンカ川にかかる橋で、4つの馬の銅像があります。この銅像を作った彫刻家の名前「アニチコフ」が橋の名前なんだそうです。

ストックマン stockman モスクワ駅の目の前にあるフィンランド資本のデパート。地下には大きなスーパーマーケットがあり、輸入食材も豊富なので滞在中の食料品調達などが可能。上階にはフードコートもあって、買い物好きの方なら、時間を忘れること必至です。ネフスキー通りを若干外れますが、近くに「ガレリア Garelia」もあるので、買い物には困らないかと。

力いっぱいネフスキー大通りの宣伝をしてしまいましたが、よかったら、ぜひサンクトペテルブルグをたずねてみてください。いろんな新しい発見があることをお約束します!

 

The Helmitage Museum – The General Staff Building

PhotoGrid_1434142912762エルミタージュ美術館の印象派コレクションが移されたという別館(The General Staff Building 旧参謀本部ビル東棟)を訪れてきました。

エルミタージュ美術館とはまったく別棟で、スクエアの向かい側、冬の宮殿を背にすると左手方向に入り口があります。展示は2~4階、開いたばかりのせいか、配布用館内マップもなく、若干手探りでした。

PhotoGrid_1434143432852訪れた日、6月12日はロシアの日で祝日だそうで、イヤに混んでました。といっても、切符を買うのに30分待ち、入場するのに30分待ち程度でしたが、まだ寒いのに、小雨まで降ってたので、ちょっとイラッとしちゃいました。別館の認知度がまだまだ低いようなので、特に別館ネライの方は、別館で切符を購入されることをお勧めします。

入館料は、別館のみだと、300 RUB、本館も含めると600 RUB(6/12付為替レートで1 340.706 円)です(2015-06-12時点)。

印象派コレクションは4階です。モネ、ルノアール、セザンヌ、ピサロ、ゴーギャン、ゴッホ、ボナール等が、部屋別に飾られ、ゴキゲンでした。若干窓からの光が入りすぎている感が心配でしたが。実はマティスを期待していたのですが、今は展示されてないとのこと。印象派コレクションも時折入れ替えが発生する?ようです。マティスのある時に来たいな~

期間展示ながら、見ごたえありだったのが、ロシア皇帝へ送られた海外からの贈り物の数々。日本から1889年ものの「犬追物川島織物のカーペット?(壁一面の大きい織物)や馬具が贈られていたのを発見して、当時の日本とロシアの関係やいかに?!と、なにやら興奮しました。ほかの国々からの贈り物も、似たような時期のものばかり。各国の大使が何を贈るか、そこへどんな技巧を凝らすか、と、方々思いをめぐらしたのだろうと思われる品々で、その土地の技術・特徴なども観察できて、たいへん興味深い時間でした。

なにげに本館ものぞいてしまったので、エルミタージュ美術館へ終日費やしてしまいましたが、非常に豊かな時間の使い方をさせていただいたと、つくづく感謝です。ごちそうさまでした。

おまけ 本日の別館展示内容:

Permanent Exhibitions:

2階 The Age of Art Nouveau, The Russian Ministry of Finance

3階 The Guard Museum: the 18th Century, Under the Sign of the Eagle: the Art of Empire, The Russian Foreign Ministry, French Painting and Sculpture of the 19th Century, Western European Art of 19th Century (Germany, Holland, Belgium), Painting of the 20th Century (V. Kandinsky, K. Malevich)

4階 Sergey Shchukin and the Morozov Brothers Memorial Gallery ← これが印象派コレクションです

Temporary Exhibitions:

2階 Unfading Colours – A Roman Mosaic from Lod, Israel, Gift from East and West to the Imperial Court over 300 years, Gifts from America 1948 – 2013 Modern and contemporary applied arts from the Hermitage Museum Foundation

4階 Auguste Renoir, Bal au Moulin de la Galette. Musee d’Orsay, Paris. From the “Masterpieces from the World’s Museums in the Hermitage” Series

Wooden Church

PhotoGrid_1433416950515近所に木造のきれいな教会があると聞いて、連れて行ってもらいました。Невский лесопаркというところで、ちょっとした川辺の林のような空間の中にポツンとこの木造の建物ブロックがあります。

木造教会というと世界遺産登録されてるキジ島が有名ですが、ちょっと調べたところ、夜行列車や飛行機で意外とアクセスたいへんらしいことが判明。ここのは、どこかのレプリカらしいのですが、木造教会を堪能するという目的は十分達成できたので、意外と満足でした。

木造のお蔭で、教会内が木の温もりというのか、なにやらマイルドな雰囲気で、なおかつ何故か絵描き(写生?)に励む学生さんのような方々がいたりもして、物珍しさに惹かれました。

教会のワキには、塔(トンガリドーム?)の一角の製作工程と思われるものが置いてあり、鉄クギを使わずに仕上げてるっぷりを眺めることもできて、なかなか興味深い展示でした。

ロシア語がわかるようになれば、もっと積極的に楽しめるんだろうと思われます。勉強します!

参考:ロシア語Wiki Покровская церковь (Невский лесопарк)

River Cruise

PhotoGrid_1433008926662ファンタンカ運河を始点に、サンクトペテルブルグをめぐるボートトリップに参加、お友だちの誕生祝企画でした。

プライベート手配なので、ボートには気の知れた仲間ばかり。飲食を持ち込んでのひととき。2時間ほどのボートツアー、何度カンパイしたことやら。。
川沿い、橋の上を行く人と、手を振って挨拶を交わすのも楽しく、あっという間のひと時でした。

PhotoGrid_1433322558560市内いわゆる観光名所もけっこう川沿いにあるおかげで、ボートの上から名所めぐりしているような感覚も楽しめ、これまた貴重な体験でした。

乗船夕方6時、ボートを降りたのは8時をとうに過ぎていましたが、依然明るく、さすがの白夜です。