Bratwurstherzl, Munich, Germany

PhotoGrid_1455546147769ミュンヘン訪問時の食事どころ紹介ふたたび。今日はヴィクトリアンマルクト Viktualienmarkt の中にある Bratwurstherzl 。「焼いたソーセージ・ハート」みたいな意味だそう、お店のロゴにハートが入ってるのがポイント。Hacker-Pschorr ハッカープショールを置いてる=飲めるのが理由でのチョイスです。

昨晩いただいたSPATEN と Hacker-Pschorr ならば、Hacker-Pschorr の方がコクがあって好みの味わいです。ビールひとつが500 mlで提供されるので、ランチのこの折は1杯でおしまい。おかずはソーセージ以外、と、豚の舌に挑戦したのは冒険しすぎでした。コンソメでよく煮てありますが、それでも臭みが若干、マスタード大盛りでいただきました。店名を尊重してソーセージをいただくのがベストです。ハート形のかわいいお皿に盛られて供されます。

こちらのお店、写真付き&複数語(日本語はありません)でメニューを扱っていて、オーダーがたいへん楽でした。こういう点が、さすが観光地です。

beer brewery tour

brastubl-tour2014地元のビール工場見学に参加しました。

平日木曜日17:00スタート、工場見学時間30分、および歓談時間2時間、宵っ張りまでしっかり楽しんできました。説明全部がドイツ語なので、基本的に英語通訳してもらうまで、何が語られているのかまったくわかりませんでしたが、過去に参加したビール工場見学の過程と雰囲気で、なんとなくつかみはOK。および、連れがたいへん上手に同時通訳してくれたので、思いの外、理解も伴って満喫しました。

うかがったのは、Braustüb´l Darmstadt、地元で相当古くからあるビール工場です。1847年創業、家族経営でやってきた(途中多少の経緯で親戚移管等あったようですが)歴史があるとか。過去、Darmstadterの名前と緑のラベルで愛されてきたものを、この5月から、Braustüb´lの黒いラベルに変えたばかりだそうです。そんな変化点にあっても、製法に変わりはなく、昔から使っている大きな仕込み窯はそのままに、使う麦の種類やホップを仕込みごとに変えて、ビールをつくりこんでいく過程を、実際の窯の紹介とともにうかがいました。こじんまりした空間ながら、クラシックなブランドに加え、新しいテイストにも挑戦してラインアップをそろえているところが、実に興味深いポイントでした。車で30分という距離のフランクフルトにも出回っていないローカルぶりながら、500万リットル/年を出荷している実績を聞くと、さすがビール、天晴れと思うばかりです。

こちらの工場では、ボトルか樽の提供のいずれかで、ボトルは王冠ではなく、ゴム栓を金属で押し留めた形状なのが特徴で、そこが愛されポイントになっているそうです。ビール精製の工程だけでなく、ビールを瓶詰する工程(ボトルを洗って→冷やして→割れチェックして→液詰めして→ラベル貼って→ケース詰めして・・・)まで紹介を受けたのは、本当に面白かったです。さすがに見学時間は工場のオペレーションを止めていますが、通常は、動きっぱなしで騒々しい空間なのだと説明を受けると、ほほうなるほど、と、想像がふくらみました。過去、ドイツの至る所にあった小さなビール工場たちが、最近はボトリングをこちらへ依頼するようになっていることなども教わり、時代の変遷を感じつつも、こうした空間で、そんな事実を教わる機会をもったこと自体をうれしく思ったのでした。

見学終了後は、お約束のテイスティングタイム!数々のビールが揃っていて迷いつつも、無濾過Naturtrübのビール(これが一番おいしい)、ダークビールMärzen、ダーク白ビールWeissbier Hefe-Dunkel、Craft beer 166と、4種のビールをいただきました。ビールのおともには、プレッツェルとソーセージ。至極贅沢な時間でした。おまけで紹介、見学開始前(開始前、全員揃うまでの時間にも、試飲ボトルが並んでいてラッキー)にいただいたVollmondbierも、美味でした。こちらは、若干濁りのあるダークビア、フルーティな香りがあるものの、Weissbierよりさっぱりして飲みやすかったです。

事前予約が必要とはいえ、7ユーロ程度でこれだけの満足感を味わえる空間は、それほどあるものではありません。「うちのビールを理解して愛してください」というメッセージの裏返しなのかな~と理解したのでした。本当にごちそうさまです。今後も楽しませてください。

sausages

wurstドイツといえば、ビールとソーセージ。街中に軽食スタンドインビス(Imbiss)があって、気軽に手軽にソーセージ wurstを楽しめます。ということで、ソーセージについて調べてみたので備忘録。

ウィンナー、フランクフルト、サラミなどと、各種名称があるものの、こういったカテゴリの総称がソーセージ。Wikipediaによれば、

ソーセージ(フランス語: saucisse, 英語: sausage)とは、鳥獣類の挽肉などを塩や香辛料で調味した食品。湯煮や燻煙などの燻製処理を行い保存食とされることが多いが、生挽肉を詰めたままのものをパンに塗りつけて食されたりする種類もある。

そして、一般的なソーセージとして、大きく3つがJASで定義されているそうです。

・ウインナーソーセージ…太さ20mm未満で羊腸を使用したもの(オーストリア・ウイーン由来)
・フランクフルトソーセージ…太さ20mm以上36mm未満で豚腸を使用したもの(ドイツ・フランクフルトに由来)
・ボロニアソーセージ…太さ36mm以上で牛腸を使用したもの(イタリア・ボローニャに由来)

もともと、羊・豚・牛の腸を使うシバリがあったものが、時代の波にもまれて、人工ケージング(プラ等)も許容されるようになっているとか。オリジナルの腸を使ったものについては、太さ定義の適応はないようです(無論ですね)。いくら腸が長いとはいえ、ウィンナーを作りたいために羊の腸を求めそうになったウィンナーバブル(?)がJASの定義を生んだように思われます。

派生して、魚肉ソーセージについても調べてみました。

もちろん日本生まれ。生まれた経緯は、水産業者の洋食化対策と、推察どおりだったものの、一時はインスタントラーメンに並ぶ大衆食だった時代もあったとの事実。歴史の変遷にともなう生産量の増減を学ぶ、よい機会になりました。

そして、マルハニチロのホームページで、アメリカンドッグの中身が魚肉ソーセージだと学びました。意外なトリビアをありがとうございます。