クリスマスプレゼントとして、マリインスキー劇場へバレエ「くるみ割り人形」を見に連れて行ってもらいました。
昨年はエルミタージュ劇場でくるみ割り人形を見て、大いに感激したので、今年は別の劇場で見たい!とリクエストしてのマリインスキー(旧い方)でした。
バレエに全く詳しくないものの、劇場お抱えの劇団というのかダンサーというのかが異なるようで、マリインスキーのダンサーの層の厚さに感心しました。前回エルミタージュの時には、男性が何度か役を変えて登場していて、その体力にも感心したわけでした。一方今回のマリインスキーでは、男女ともにめちゃくちゃたくさんいるなーと。ステージも広いですし、装飾も含めて、見ごたえはバツグンでした。そして、群舞が迫力。時には32+2人が躍りながら交錯するので、集団行動(リンクは動画です)もびっくりです。
バレエダンサーの皆さんって、線が細いのに、正確な動きをはじき出せるのは、その下に力強いカラダが備わってるからなんでしょうね。あらためて人間の可能性のはかりなさに感服、敬意を覚えました。
さて、この度ようやく個人的に着物デビューを果たしました。着物といっても洋装くずれの着こなしです。短期滞在なのと、足元の悪さを心配して、下着はタートルネック・レギンス、それに着物を羽織ってひざ丈にたくし上げて半巾帯を結んだ簡易スタイル。足元は長ブーツです。それでも、会場にいらした方々には、着物と認知してもらえたようで、満足です。祖母からもらった古い着物ですが、異国の地でこんな形で着られるとは、思ってもみなかったことでしょう。異国の地での着物デビュー、恐れることもないことがわかったので、折をみて再度、再々度と、チャレンジしていきたいと思います。