AYAME, early summer seasonal flowers

5月、アヤメ・ショウブ・カキツバタ、といった葉がすっと伸びて青紫色の美しい花をつける花々の時期ですが、自分の目で見分けるとなると、どうにも難しいことが発覚。 浜離宮の入口付近に咲いていたのを、つい今日まで花菖蒲と信じていました。名前の札がないと、すべては想像の世界。ネットの情報を先生にすると、どうやらアヤメのようです。 あやめ科の見分け方は以下 あやめ:花の根元が網目状 しょうぶ(花菖蒲):花の根元が黄色 かきつばた:花の根元が白 ここしばらく、毎日のように浜離宮に足を運んでいたので、日々の花の付き具合の変遷をうかがうことができます。お昼のちょっとした時間だけですが、それはそれで楽しいもので、ありがたいです。 そして、浜離宮を入口からもう少し入ると、藤の花が見えるようになってきました。池の橋の上に藤棚が張ってあり、ちょうどいい具合に藤が垂れ下がっている今日この頃です。蜜が多いのか、ミツバチやクマンバチがぶんぶんしています。 藤にも複数種類があるようで、色の濃さ、花の形の違った藤が楽しめます。比較的低めの藤棚なので、花の付き具合なども見やすいです。 過去、こちらのブログで藤を紹介したことがあったはずですが、あらためて。藤にはノダフジとヤマフジがあり、一般的に知られるのはノダフジ。二つの違いは、つるの巻き方と花穂の長さで、つるが時計回りで花穂の長いのがノダフジ系、つるが反時計回りで花穂が短めなものがヤマフジ系。 つるの巻き具合を見るのも簡単ではないですが、あらためて意識して確認したいと思います。気持ちの良いお天気が続きますように。

RITZ crackers

ふらっと立ち寄ったいつものコンビニのレジ脇、「リッツ チーズサンド わさび&チェダーチーズ」が目に入り、手に取りました。 この頃、リッツやオレオがヤマザキナビスコの製品でなくなるとのニュースを聞いたばかりだったおかげで、「お、まだヤマザキナビスコブランドだ!まだ日本ローカルっぽい商品ラインアップにチャレンジしてる!」などと、意味不明にがんばってる感を感じている自分があり、レジに瞬時にレジにならべてしまったような気がします。 結果として当たり。ほどよくしっかりわさびテイストが効いたオトナ味です。9枚入りで、おつまみにちょうどいい味わい&食感です。 リッツとオレオ、ヤマザキナビスコの稼ぎ頭なのかと思いきや、実は稼ぎ頭はオリジナルの「チップスター」なのだそうです。 というのもヤマザキ・ナビスコの稼ぎ頭は、自社製造の「チップスター」だからだ。契約を終える4商品の売上高は計150億円程度で、これはヤマザキ・ナビスコの売上高約400億円(15年12月期)の4割程度にすぎない。 自社商品は今後も販売を継続するため、契約終了に伴う影響は「34億円もなく、工場の稼働率等の固定費を含めても最大で20億円程度」(アナリスト)だ。 9月からリッツやオレオはモンテリーズ日本法人が販売を引き継ぐとのこと。ヤマザキ・ナビスコも社名を変更するとか。幼いころからの馴染みのブランドがどのように変化をとげて、世間に受け入れられていくのか、ちょっと興味深い変化点です。自分が思っているよりも、目立たない変化になるかもしれませんが。。

Tokyu Plaza Ginza, Tokyo

先日オープンしたばかりの東急プラザ銀座をおとずれてきました。2016年3月31日にオープンしたばかり、銀座ソニービルの目の前に斬新なデザインのガラス張りの建物としてそびえています。 外観デザインは伝統工芸「江戸切子」をモチーフにしているとのこと、東急プラザのキーワードは「伝統と革新」。 屋上は「キリコテラス」と称した水と緑をテーマにした空間。銀座の街を見下ろしながら水や緑に親しむ、なかなかおもしろいオープンテラスでした。実質地上12階、この高さから銀座の街を見るのは初めてで、西銀座デパートの屋上に走る高速道路や、エルメスビルの屋上にいる馬上の騎士など、はじめて見る光景を楽しむことができました。 なお、ただいま6Fの大吹抜け空間、キリコラウンジでは、高橋理子さんの作品を展示中。カフェと隣接した広々とした空間。昼間の眼下には銀座の交差点、渋谷の交差点には及ばずながら、目に楽しいものです。夜には、また違ったオシャレな景色を展開するのだろうと、後日へ期待を残しました。 3~5階にはHINKA RINKA と称したファッションに特化したフロアコーナーを設置、各フロアにサモトラケのニケを模した作品が飾られていて、気になりました。ストアコンセプトの象徴なのだとか。ニケ好きなので、とても気になりました。季節ごとにお客さま参加型でインスタレーションが組まれるとのこと、ちょっと興味深いです。 Duty Freeフロアを2フロアも有しているものの、まだまだ新しいせいか、中央通りとは、また違った客層の賑わいを見せていて、新鮮でした。 これからどんな変化を遂げていくのか、楽しみです。

Afternoon tea at Imperial Hotel, Lounge Aqua

桜も盛りを過ぎた春の日の午後、お友だちと一緒に、アフタヌーンティーを楽しんできました。 日比谷公園を眺めることのできる帝国ホテル17階のインペリアルラウンジ アクア。いまは、イチゴづくしのメニューをそろえたストロベリーアフタヌーンティーを楽しめます。 帝国ホテル内は、随所がツツジやサツキで彩られ、ほのぼのとした空気感を添えていました。五月人形の兜のお飾りも見られ、初夏(というかGW?)の勢いを感じました。鯉のぼりを含む五月人形のパキッとした色づかいは、夏に向かう流れを促すようで、すがすがしい気持ちを運んでくれます。 ウェルカムドリンクにはじまり、付け出し的なムースとスープ、そしてサンドイッチと苺三昧、なかなかお腹がいっぱいになりました。あわせて、アフタヌーンティーのコースは、多様な紅茶とコーヒーが飲み放題なので、満足度が高いです。よくある2時間くらいで「お時間ですので」的な追い出しもなく、ステキな晴れた春の日の午後をゆったり満喫することができました。 土曜日のせいで、お店はいっぱいでしたが、給仕もていねいで、安心してゆっくりおひるを楽しめました。アフタヌーンティー経験、それほどあるわけではありませんが、アクアでのアフタヌーンティー、おススメです☆

Yae sakura, Botan

桜も終わった、かなと言われる時期になりましたが、ソメイヨシノが満開を過ぎ、いまは八重桜がきれいな時期を迎えつつあります。 葉桜になっている桜の木々も、味わいはあるけれど、やはりこれからっぽい八重桜に目移りしやすいところです。浜離宮、いつ訪れても楽しめるバラエティの豊かさは折り紙付きです。 桜は改良を繰り返して今に至ると聞いていたものの、なにげに八重桜のピンクのものは、室町時代からある品種だという話もあり、桜を愛でる文化が相当な昔からあったことをなんだか嬉しく思う自分が居ます。 そして、そろそろボタンの花がぼってり花開く時期を待ち構えているようで、フライングして開いてしまったコたちの姿をちらほら撮影する日々です。 ボタン園、まだまだ盛りには時間がありますが、花をつけると一輪でも豊かな見ごたえのボタン、これはこれで、ひとつ時間をかけて見に来たいボタン園の空間です。まだまだつぼみがたくさんなので、しばらく楽しめそうです。 また、池にはサギやらカモの親子やらが見えて、ちょっと冬とは違った野鳥を楽しめるようになってきました。まだまだ名前のわからない野鳥たちがこれからたくさん見えるようになってくることでしょう。 新しい季節、楽しみながらいい空気&知識を吸収して育つ毎日でありますように☆

Spring Yokohama

横浜公園でチューリップ祭り開催中との情報から、訪れてきました。スプリングフェアと銘打って、本番(?)は来週4/15-17に開催だそうです。横浜公園は、横浜スタジアムの周囲を取り巻くように配された公園に見えますが、歴史は古いようです。 関内の駅前にそびえる横浜スタジアムは、お馴染み知っていましたが、横浜公園を知ったのは今回初めてでした。1997年以来、横浜市中区の区花がチューリップになって以来、こちらがチューリップ咲く公園になっているそうです。本当に花盛りのタイミングに訪れることができて、ホクホクの一日でした。 横浜公園、関内駅と反対側にある日本庭園を出ると、すぐに中華街の入口があります。 せっかくなので、そのまま中華街へ足を踏み入れ、散策。聘珍樓茶寮SARIOでランチをいただきました。中華街店限定、エビワンタンメンが780円→380円で、お手軽美味しくいただきました☆ 安上りに乗じて、小籠包も♪ 久しぶりに中華街を訪れたので、門にも注意を払ってみました。中華街には10基の門があるとのこと。東西南北を意味する門とそのほか。調べてみて初めて知ること多数で、興味深いです。 関内から中華街を通過して、山下公園、みなとみらいコスモワールド、が本日の行程でした。長かったですが、暖かい日差しのもと、たいへんよい一日を過ごしました。おまけの仕上げに、観覧車に乗ってしまったくらいです。たまには高いところに行ってみるのもいいものです。60基のうち、4つがシースルー、足元も透明のブースだそうで、こちらは大行列になっていました。。。 山下公園では、花壇展フライングながら、春の花を少々楽しんだうえ、桔梗ブラザーズの大道芸パフォーマンスを見ることができました。ジャグリング世界大会にも参加する腕前の兄弟で、シルクドソレイユにも登録されているのだとか。ボール・コマ・たいまつのパフォーマンスを上手に見せていらして、なんとなくオーディエンスになっただけなのに、最後にはノリノリ手拍子つきで声援を送っている自分がいました。 海川さまざま楽しめる横浜ベイエリア、花筏たくさんでした。ちょっとした思いつきで足を運んだ横浜、一日フルに満喫することができました! 横浜公園のチューリップ祭り、山下公園の花壇展は来週末~5月連休まで実施とのことです。まだまだお楽しみ満載、お時間ご興味あればぜひ足を運んでみてください☆

Kachidoki, Tokyo

先日、勝どきの友人宅を訪問しました。 タワーマンションの高層階に住んでいるので、ベランダからの眺めが素晴らしくて、訪れるたびに写真撮影させてもらっています。ちょうど隅田川を見下ろすことができ、左に東京タワー、右にスカイツリーがのぞめます。なんとかとケムリは高いところが好きといいますが、例にもれず高いところが好きでして☆ 写真で一目瞭然ですが、東京の夜景は本当に美しいです。 そんな勝どき、埋め立て地であることは有名ですが、勝鬨橋がかつて橋を開くことのできた橋であることは、もう若い人たちはご存じないかもしれません。 中央区の歴史によると 勝鬨橋は、昭和15年(1940年)に隅田川河口部に築造されました。橋の中央部分を「ハ」の字型に開いて、1,000t級の大型船舶を通すことができました。勝鬨の名は、明治38年(1905年)の日露戦争の勝利を記念して、築地と月島間に新たに設けられた渡し場である「かちどきの渡し」に由来。 戦前は、1日5回開閉。戦後の昭和22年(1947年)からは1日3回、昭和36年(1961年)からは1日1回。可動部は70°まで70秒で開きました。船が通る間、晴海通りは約20分間通行止めになりました。  生活物資などを運搬する交通手段は、昭和30年(1955年)に入ると船や鉄道から自動車に転換してゆきます。このた め、隅田川を航行する船が減少し、また勝鬨橋が渡している晴海通りの交通混雑が激しくなり、昭和45年(1970年)11月29日を最後に中止していま す。 と、隅田川の使われっぷりが、過去&現在、かなりのギャップをもって感じられる歴史を覚えることができました。 今年の11月には築地→豊洲へ魚河岸が移転する話もありますが、そんなイベントも、歴史としてどういった形で後世に刻まれるのだろうと、半分楽しみ、半分心配な状態で見守るばかりです。 こちらは2020年のオリンピック選手村と勝どきタワーマンション計画(といっても2013年の記事なので、すでに建築済のものも多数かもしれません)。 友人由来で親しみを感じた勝どき、なかなか興味深い話題が豊富で、いい勉強になります☆

Sakura Festival in Sumida Park, Tokyo

桜の盛りといわれたこの週末、隅田公園桜まつりにいってきました。 出発点は日の出桟橋。Tokyo Cruise の水上バスに乗って吾妻橋まで行きました。この桜の時期は、吾妻橋を通り過ぎて、隅田公園沿いをおまけに上って桜を見せてくれるサービスコースです。隅田川の数多の橋をくぐり抜け、水辺の風情の楽しめるこのコース、季節を問わず、私のお気に入りのひとつです。真っ赤な吾妻橋からのぞむ、アサヒビールの本社ビルとスカイツリーのコンビは、いつも写真におさめてしまいます。 しょっぱなは、雨交じりで心もとなかったものの、お昼を過ぎると軽く陽射しが見え隠れするほどに。あいにく青い空を拝むことはできませんでしたが、満開の桜を浴びるほど楽しむことができた一日でした。 川沿いのパネルを引用すると、隅田川堤の桜は、江戸時代から桜の名所の中でも、一、二とうたわれてきたそうで、はじまりは徳川第二将軍秀忠とも第四将軍家綱ともいわれるとか。第八代・吉宗が、庶民の行楽の場所にと、王子飛鳥山、品川御殿山、小金井堤などとともに、現在の向島あたりの墨堤に本格的に植樹したことから桜の名所となり、その後何度も補植、延長が行われ、隅田川両岸に咲き競う今に至ったとのこと。隅田公園の桜は現在、640本もあるそうです。 せっかく隅田公園まで行ったので、浅草寺方面にも足をのばし、伝法院の庭園公開(期間限定)を楽しんできました。ピンクのしだれ桜がきれいでした! 回遊式の庭園、ぐるっとまわりながら、いろんな顔が楽しめます。庭園は3700坪(12,216.6m2)の広さがあるそうです。多様な草・木・花あり、五重塔やスカイツリーなど背景とのコンビネーションあり、5月初旬までの公開、複数シーズンのお楽しみがありそです。これからはツツジやシャクナゲが見ごろになるまで楽しめるようで、期待高☆です。 なお、お休み処では緑茶のサービスもあり、ほっこりできます。今は、企画展も同時開催で絵馬の展示あり。300円の拝観料ですが、十分に楽しみました。ちょっと保存状態をもう少しがんばってほしい感のある絵馬でしたが、今後に期待です☆ おやつに舟和2Fの喫茶に立ち寄りました。芋ようかんで有名な舟和、ちょっと面白そうなメニューに目をとめ、「焼き芋ようかんとお抹茶セット(890円)」をいただきました。芋ようかんを焼いて、バターを添えて出すあたり、なかなか斬新でした。 雨&気温上昇、桜の長持ちにはネガティブ一方の天気予報がみられるこの頃ですが、できれば上手にハズレて桜の長持ちするこの春であってほしいものです。

Manneken Pis in Hamamatsu-cho, Tokyo

知る人ぞ知る系なのかもしれませんが、JR山手線(外回り)+京浜東北線(品川方面)の浜松町駅に小便小僧がいます。季節によって衣替えをする、なかなかオシャレな彼です。 存在こそ認知しつつ、どんないわれで長いことちーと居座っているのかを調べてみたのでシェアします。 Wikipediaの浜松町駅にも載っていますが、起源は鉄道開通80年記念の1952年、陶器製だったものが、数年後の1955年にブロンズ製にスイッチした点や、当時の浜松町駅長の嘱託歯科医さんからの贈呈品である点など、なかなかのトリビアがともにありました。 そして衣装をまとうようになったのも、浜松町駅ユーザからの寄贈品によるものとのこと。けっこうな歴史をともないつつ、地元の支援あってのステキな空間に仕上がっていることを学びました。ただ浜松町駅のホームの一角にたたずむ小便小僧ですが、かなり愛されて今に至っていることを覚えた今日でした。 小便小僧といえば、ベルギー・ブリュッセルのManneken Pis、昨今のテロ事件のおかげで、観光客も激減しているようですが、早々に安全が確保され、引き続き世界的に愛され、訪問を受ける空間となることを期待します。