しばしなじんだブルガリア・ヴァルナを離れ、車でドイツへやってきました。ブルガリア→ルーマニア→ハンガリー→オーストリア→ドイツ、と国境越えが4つ。
途中ルーマニア・ティミソアラ Timisoara で1泊して、2日間の道のりでした。いずれもEU加盟国ですが、ルーマニアとハンガリーの国境が、シェンゲン加盟国の是非があるせいか、時間がかかりました。個人的には、ブルガリア(ルセ Русе )→ルーマニア(ジュルジュ Giurgiu )の橋越え国境の方がインパクトがあります。ドナウ川をまたぐ橋(Giurgiu–Ruse Bridge)の途中にルーマニアの標識が出てくるので、「おっ!」という感じ。この橋の両端(2国とも)に、橋の建築開始&完了(運用開始)年である、1952・1954が刻まれています。
ルーマニアを走行中に汽車待ちに遭遇。踏切が手動だったのは、なかなかセンセーショナルでした。
国境にある標識(国名+国旗)を写真におさめることを頑張っていたのですが、残念ながらドイツで見逃しました…
道中のべて、特に険しい山道ではなく、なお、この冬は比較的穏やかな気候だったおかげで、雪を見たのは、オーストリアの遠くの山の中くらい。ただ天気の移り変わりは、けっこうなもので、晴れ・曇り・雨・豪雨、一日の中でも移動距離が大きいことも手伝って、複数回の変化を楽しむことができました。
窓の外の風景も、畑だったり草原だったり、村だったり都市だったり、動物(牛・馬・鶏・羊・ヤギ・犬)がいたり、風力発電装置だったり。それなりに変化に富んでいるので、眠くならずに楽しむことができました。終始助手席の身なので、えらそうなことは言えませんが、無事に目的地のドイツ入りできたことへ感謝です。