ひな祭りからしばらく経ちましたが、お内裏様の飾り方で、男雛・女雛のどちらが左か、なかなか覚えられないので調べてみました。
ところ、雛人形.jpなるサイトに、ためになる情報を見つけました。
京雛では向かって右がお殿様、関東雛では向かって左がお殿様です。
京雛の配置は、御所における玉座の位置に基づくとのこと。
日本古来の「左上座」で言えばお殿様が一番偉いので、向かって右側に座るのが慣わし。
一方で明治以降、西洋の流儀、国際儀礼での「右が上位」の考え方を取り入れ、大正天皇が即位の礼で、皇后陛下の右に立たれた事が左右逆転のきっかけだそうです。
天皇陛下が時代のトレンドをつくったお話しは興味深いです。昨今騒がれている生前退位の件が、どういった歴史に展開していくのか、こちらも違った観点ではありながら、興味深いです。
お雛様を機に、ちょっと脱線しながらのトリビアひとつでした。