Adachi Museum 2018

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島根の足立美術館に伺う機会に恵まれました!

旅行社クラブツーリズムの企画で『開山1300年「大山火祭り」(たいまつ行列) 出雲大社150分滞在と足立美術館・帝釈峡 2日間』というものに参加しました(9/30にもまた開催予定だそうです)。体力必要でしたが、たいへん楽しみました。

鳥取の西の端にある大山(だいせん)という山の夏の山開きにあわせた企画、800mの石畳の参道を、たいまつを持ってくだってきました。開山1300年記念だそうで、2000本のたいまつを用意したとのこと。早朝の整理券は早々に完売になったそうです。これまで松明なんて持つ機会もなかったので貴重な経験です。そして、何より炎の行列が幻想的で、この光景の1点に貢献できたことが、ことのほか誇らしい心地です。毎年やってるイベントだそうですが、ちっとも知りませんでした。

たいまつ前に帝釈峡にも立ち寄ったのですが、夜のイベントで記憶的インパクトが薄れてしまいました。

2日目は足立美術館出雲大社

ミシュランにも選ばれた足立美術館には、かねてから興味があったのでワクワクの入館。これでもかと気合の入った庭園と、横山大観のコレクションがみどころです。が、個人的には童画もヒットでした。このところ、心が荒んでいるので、ピュアな心をゆさぶる童画にしばし目を奪われたひと時。童画もいいコレクションをお持ちです。画集を入手してしまいました。

足立美術館はドジョウ掬いで有名な安来節(やすきぶし)が出てきた安来市生まれの足立全康さんが故郷に錦を、と、個人美術館を設営したところに由来するそうで、その後、それがミシュランの目にまでとまり、国内外の観光客を呼び寄せるまでに成長しているそうです。縁もゆかりもない方ではありますが、90分では物足りないほどに楽しんだ美術館をつくってくださった足立全康さんには敬意を感じます。横山大観展を見た直後なので、なんとなく理解度が高かった気がします。

そして出雲。こちらは150分の自由時間をいただいての散策ができましたが、神話に数々登場する土地のいろいろを、興味深く聞き、拝見しました。なんたらのミコトとか、聞きかじり程度に認識しているだけでは、理解がおよばずせっかくだから神話を読み直してみようかな、と思ったほどです。

きっと地元の方は当たり前に神話とともに生きていらっしゃるんだろうと思われ、同じ日本の中でも、違うものだな、と面白みを覚えました。

道中、延々とバスガイドさんが多様な解説をしてくださいました。なかなか自分で調べても、ここまでレンジの広い知識は得られまいと思われるくらいのお話が満載だったので、これはツアー参加のたまものだな、と、感謝しました。

お楽しみ満載の楽しい時間でした。よいご縁をいただいて、前向きに歩む自分であろうと思います。