ドイツへやってきて、初めて映画館で映画を見る体験をしました。
この街にも、映画館が2つあります。どちらもシネコンタイプのようす。ヨーロッパではどこの国でもそうらしいですが、たいていが現地語吹き替え版です。よって、ほとんどがドイツ語。まったくわからないので見ようとも思わないのですが、時折、「オリジナルバージョン」として英語版をやっていることがあります。今回はそちらを選んで、「Guardians of the Galaxy」に挑戦。たまたま3Dだったので、おまけのエンタテインメント付です。
驚いたことに、この3D英語版、週1回(今回は日曜日)20:00開始と、たいへんもったいぶった放映状況です。街中の人の入り具合などに比例させたものなのかもしれませんが、どこぞのフライトみたいだな・・・と思ったのでした。まずは開演前に映画館のチケット売り場へ赴くと、座席番号とともにチケットを購入する形式、このあたりは国は違ってもシネコンならではの運用です。ど真ん中席はすでに埋まっていて、最後列の中央近くの席を確保。売り場のおじさん曰く、20:00開演だけれども、最初の15分はほかの映画等宣伝が入って、そのあと本編とのこと。20:00近くに戻ってきて、大袋のポップコーンや大きなドリンクを抱えたみなさんと、上映会場へ移動。ポップコーンは、スーパーのスナック売り場とかで見る袋の1.5倍ぐらいの量です。一人で一袋を抱えてるので、2時間映画の後の姿を半ば楽しみにしつつ、映画の世界へ。
映画終了、英語力の足りなさを実感。映像で補完された分が多数ありつつも、細かいところはまったくわからない。SFアクションコメディーでよかった。笑いがなかったら、違う意味で泣いていた気がします。映画の詳しい内容には触れませんが、時代設定とウォークマンが登場するあたりの、小粋な計らいが気に入りました。初めての3D映画体験も、想像していたより疲れることなく、安心しました。ただ、3Dの醍醐味については、あまりよくわからなかったです、私個人としては、2Dで十分です。今回は、3D以外の選択肢がなかったのでいたしかたなし。最後列でも、座席レイアウトがゆったりつくってあるので、体格の大きな方のおかげでスクリーンが見えないとか、開演直前にうろちょろする方がうっとおしいとかいったこともありませんでした、よくできています。2時間経過後、みなさんのポップコーンの袋は、しっかり空になり、きれいに折りたたまれていました。やめられないとまらない、ポップコーン、おそるべし。椅子の座席部分が上がらない点には、若干びっくりしました(帰るときに椅子をあげようとした自分がいました、私の感覚が旧いのかな・・・)が、それ以外は、これまで体験した映画館のつくりと、何ら変わりがないように思われます。おまけで映画鑑賞の値段の話、2D:8ユーロ、3D:12ユーロです。
22時過ぎに映画館を後にして帰宅、21時過ぎの夜道を久しく歩いていなかったので、ちょっとドキドキしている自分がいました。ところ変われば、というもので、ずいぶん身勝手です。。。