Dusseldorf, Germany

Home / events / travel / Dusseldorf, Germany

3月29日午前2時を境に、ヨーロッパの夏時間が始まりました。これからしばらく、日本との時差が7時間です(東京の午後2時がドイツの朝7時)。
PhotoGrid_1428169393278

イースター休暇を利用して、一泊二日でデュッセルドルフを旅してきました(2015/04/03-04)。

デュッセルドルフは、ドイツの西側、街中をライン川が流れています。人口約60万人、うち在留邦人は約6000人(2009年)、ヨーロッパではロンドン・パリに次いで3位の規模の日本人街を持つ街なのだそうです。日本企業の進出数もかなりのものらしく、日本人ビジネスマンが生活するための環境がかなり整っている風な点が、たいへん興味深くのぞみました。

以下、ドイツニュースダイジェストからの引用

陸、水、空のインフラが充実し、企業にとって理想的なビジネス環境が整うこの街には、約450社の日本企業が進出しており、日本企業や日本レストラン、スーパーマーケット、本屋などがずらりと建ち並ぶ中央駅前のインマーマン通りは、まさしくリトル・ジャパンの様相を呈している。また、常に流行のファッションを発信し続ける瀟洒な通りケーニヒス・アレー(通称「ケー」)や、ドイツに古くから伝わる風習で街の大イベントであるカーニバルなど、経済面だけでなく文化や娯楽面でも発達している。

まずはお友だちから勧められたラインタワー Rhine Tower (Rheinturm)へ。高さ234mとのことですが、展望フロアは168m。360度見渡すことができるので、デュッセルドルフの街のつくりがよくわかります。この展望フロア、窓ガラスが斜めに設置してあって、足元がいい感じに見えます。高所恐怖症の方は、あまり嬉しくない構造かもしれませんが、展望写真を撮るにはもってこいです。

続いて旧市街’(Altstadt)。タワーから見下ろせるライン川河畔に立ち並ぶカフェバーを横目に見ながらほどなくして到着します。旧市街は約260軒ものレストランや居酒屋が集まることから、「世界で一番長いバーカウンター」という異名を持っているんだそうです。デュッセルドルフご自慢の?アルトビールの醸造所も集まっていて、観光地らしい賑わいを楽しみました。個人的には、アルトビールはあまり好きではなかったです。一杯試した後、ピルスで通しました。ごめんなさい。。

PhotoGrid_1428171296760旧市街の中、ユニコーンのロゴを冠したかわいいカフェをみつけました(Zum Goldenen Einhorn)。ケーキのホールのサイズがばかでかくてびっくりでしたが、一人分は、1/20くらいの程よいサイズで提供されたので安心しました。

目抜き通りのケーニヒスアレーは、イースター休暇でお休みなので、高級ブティックのショーウィンドーを横目に通過。日本人街とウワサのインマーマン通り(Immermannstr. )へゴハンを食べに行きました。

PhotoGrid_1428105564002日本人街と聞いて、私がイメージしたのが横浜中華街の和風版だったのですが、さすがにあそこまで観光モードに徹底しておらず、それでも十二分に日本人に親しみのあるサービスを提供してくれるゴハンどころを堪能しました。

匠 Takumi Düsseldorf二代目匠-TAKUMI-豚骨 Takumi 2nd Tonkotsu。どちらもラーメンがメインのお店ですが、入りたかった串亭 Kushitei という居酒屋が予約満席だったり夕方営業オンリーで入れずにこちらを利用。どちらもけっこうな人の入りでした。東洋人と現地人と半々くらいでしょうか。意外とみなさんラーメン的なゴハンも召し上がるんだな、と、逆に感心しました。メニューは日本語メイン、オーダーも日本語歓迎で、嬉しかったです(やはりドイツ語をちゃんと勉強しないといけません)。そしてお店にドイツニュースダイジェストをはじめ、日本人のためのドイツ語講座やら数々の支援アイテムが配されていたことに感動しました。

二日目はイースター休暇中とはいえ、ありがたいことに普通の土曜日でお店は営業していて、日本食材を扱う松竹 SHOCHIKUというスーパーに立ち寄りました。別に通常家で日本食材の食事をしてるわけでもしたいわけでもないのに、ブルドックソースだとか焼肉のたれだとかが商品棚に並んでいることに興奮してる自分がいました。ビョーキです(笑)。しかし、日本の酒類(サケとか焼酎とか)が関税の影響か、どえらい高価でびっくりしました。

日本を懐かしがってばかりいないで、そろそろ何か、こちらで私ができることを始めないと、と、思いつつある今日この頃です。