ロシア、サンクトペテルブルグの目抜き通り、ネフスキー大通り(Не́вский проспе́кт)を紹介します。
ロシア語で「ネフスキー」は「ネヴァ川の」という意味で、ネヴァ川に沿ってまっすぐ延びています。また、ネフスキー大通りを散歩しているとネヴァ川の支流の川をいくつも見ることができます。サンクトペテルブルクは「北のヴェネチア」と呼ばれるのだとか。
もともとピョートル大帝の命でつくられたものだそうで、現在はエルミタージュ美術館近くの旧海軍省、アレクサンドロフスキー公園からモスクワ駅のある蜂起広場(Ploshad Vosstaniya)を経て、アレクサンドル・ネフスキー大修道院に至るまで、全長4.5km。1番地から192番地まで通りの左右へ偶数番地と奇数番地に分かれて並んでいます。その中でも観光のメインとなるのは、旧海軍省からモスクワ鉄道駅までの約2kmほど。歩ける距離です☆ 四季を問わず、いつ訪れても、ひとでいっぱいです。いまは白夜中なので、24時間といっても不思議ないくらいかもしれません。
ネフスキー大通りの観光スポットをいくつか(写真にあるものです):
・血の上の救世主教会 Church of Our Savior on Spilled Blood 外壁とドーム屋根がポップで愛らしい、見たら写真を撮りたくなる教会です。教会自体は通りから離れていますが、通りから川と一緒のショットが撮れます。
・ドム・クニーギ アール・ヌーヴォー様式の美しい建物の本屋さん。絵はがきやお土産も売っています。2階にЗингерь(Singer)というカフェがあって、ここからのお向かい「カザン大聖堂 Kazan Cathedral」の眺めが抜群です。
・ゴスチーヌィイ・ドヴォール(Гостиный двор) “Gostiny Dvor” 18世紀のショッピングセンター、土産物、ブランドショップ、衣服・アクセサリー、飲食、いろいろ。ぶらぶらするにはもってこいの空間。モチモチしたドーナツみたいな пышкы (ピィーシュキ)という格安!スイーツやさんあって時間を忘れる空間です。2階建てです。お向かいには、パサージュ百貨店(The Passage)もあって、この界隈は濃いです、ご注意ください。
・エリセーエフスキー商店 Eliseevskiy 美しい外観と内装をもった高級食料品店。店内中央にパイナップルがあり、そのまわりがカフェテーブルというアレンジ。ウキウキする空間です。 この店の脇道「マーラヤ・サドーヴァヤ通り」は、歩行者専用通りで、銅像がいくつかあって、観光客を楽しませています。
・アニチコフ橋 The Anichkov bridge ファンタンカ川にかかる橋で、4つの馬の銅像があります。この銅像を作った彫刻家の名前「アニチコフ」が橋の名前なんだそうです。
・ストックマン stockman モスクワ駅の目の前にあるフィンランド資本のデパート。地下には大きなスーパーマーケットがあり、輸入食材も豊富なので滞在中の食料品調達などが可能。上階にはフードコートもあって、買い物好きの方なら、時間を忘れること必至です。ネフスキー通りを若干外れますが、近くに「ガレリア Garelia」もあるので、買い物には困らないかと。
力いっぱいネフスキー大通りの宣伝をしてしまいましたが、よかったら、ぜひサンクトペテルブルグをたずねてみてください。いろんな新しい発見があることをお約束します!