屋久島を訪れてきました。色味がキレイなので、前回写真を引き継ぎます。
ツアーの旅程にのっとって、鹿児島港から屋久島宮之浦港まで、のんびりフェリー屋久島2で4時間の旅です。1日1往復だそうです。現在、船内でウミガメの赤ちゃんを飼育公開中、すでにヒトのアタマほどの甲羅に成長していましたが、ちょっと特別な思いができました☆
出港直後は桜島やウミガメを眺めたり、写真を撮ったりと、ワイワイやっていましたが、じきに落ち着くと4時間は長く、読書をするも揺れで気分が悪くなり、若干キツい船旅でした。1日6往復の高速船トッピーも、片道2~3時間だそう、やはり屋久島は近くないようです。ガイドさんの話によれば、新聞の朝刊はフェリーで昼過ぎに到着するので、島内で朝イチに新聞を読む習慣はありえないのだとか。状況を理解してみれば当たり前の話ですが、びっくりしました。お天気の影響でフェリー欠航のケースも多々ある中、最近はもっぱらインターネットを活用するのが日常とか。
梅雨明け前の屋久島、からっと晴れた空を仰げた時間は短かったものの、傘要らずで過ごすことができました。ほとんど丸に近い形をした屋久島は全国7番目の面積500平米ほどだそうです。島の外周にぐるっと道路が巡っていて、島の中央部に1000~1900m級の切り立った山々が連なっています。中央部の宮之浦岳+西側の西部林道など島の20%強が、1993年日本初の世界遺産として登録されたエリアだそうです。
今回は、ハイキング気分で楽しめるヤクスギランドと紀元杉(バスですぐそばまで行けます)、大川の滝を訪れました。有名な縄文杉を見るためには、片道6時間以上をカクゴしなければならないそうですが、今回のヤクスギランドのコースはほんの30分もの、超初心者向けながら、緑の深さに十二分の感銘を覚えました。
薩摩藩が屋久杉に目をつけて本格的な伐採がはじまったのが江戸時代17世紀のことだそうです。雨風厳しく花崗岩でできている屋久島では、杉の成長がゆっくりしていて、その分樹脂の多いしっかりした材質のため、腐りにくく長生きなのだろうと考えられているそうです。おかげさまで、ちょっとの装備も不要で樹齢1000年級の屋久杉をおがむことができました。感謝と自然への敬意を含め、自分なりにお返しにできることを考えなければと思いました。
屋久島には、ぜひまた、ゆっくり訪れたいと思います。
おまけ情報:屋久島島内のモスバーガーで、屋久島原産の焼酎を購入できます。酒屋さんが始めたモスバーガーみたいです。お土産屋さんでプレミアプライスのついた値段の島内焼酎を見ると、こちらの焼酎ラインアップはとても良心的でついついいろいろ買いたくなっちゃいました。が、今回は、三岳で有名な三岳酒造の屋久島限定ボトル 愛子(愛子岳が由来)を購入してきました。屋久島を訪れる焼酎好きなみなさんには、ぜひモス訪問をお勧めします!