阪神交通のツアー「東京発 濃溝の滝と仁右衛門島・小湊鉄道 空・海・列車一生に一度は目にしたい絶景5景めぐり 日帰り」に参加してきました。
最近SNSきっかけで話題になっている濃溝(のうみぞ)の滝に行ってみたかったのが理由で、日帰りで観光ポイントが充実しているっぽいので参加即決。
曇り空ではじまりましたが、じきに太陽が顔を出す瞬間もあり、滝観光時間には、ちょっと陽射しが入る瞬間もあり、顔色の変わる景観を楽しむことができました。そもそも清水渓流広場という名前の散策路らしく、今の時期は夕方ホタルの飛び交う、なおステキな空間だそうです。歩きやすく遊歩道がめぐらせてあり、源泉かけ流しの千寿の湯も楽しめる(現在改装中)。時間が許せばゆっくり楽しめる空間です。
ツアー参加のこの日は、バス(42名/台)は東京発2台+松戸発1台の3台が満席とのことでした。これを連日こなしているスーパー人気ツアーとのこと。絶景ポイント5点を一日でまわれて参加費1万円でおつりがくるのは、コスパ観点でありがたいです。なお、3台が全コースをまるかぶりしないように分散してコースをまわる工夫もあるそうで、同じバスのメンバ以外と遇う機会はごく少なくすみました。
そしてかねてから訪れてみたかった鋸山(のこぎりやま)。鋸山そのものは標高330mと、たいした高さではないものの、奈良時代からある関東最古のお寺、乾坤山日本寺という名のお寺だそう。が、現在見どころになっている、日本一の大仏(昭和44年再現)、百尺観音(昭和41年完成)は、比較的最近つくられたものとのこと。歴史はともあれ、実物拝観時のうわっと感は、ハンパないです(シンプルに大きくて、制作の苦労の大きさを感じます)。そして、鋸山で有名な「地獄のぞき」、ようやく体験できました。地獄のぞきポイントは2カ所ありますが、のぞきポイントそのものよりも、そこをサイドから眺められるからこそ、のぞきポイントに立ったときに、身の引き締まる思いがこみ上げるように思いました。
その他、仁右衛門島散策(手漕ぎボートで上陸)・小湊鉄道乗車(上総山田駅+++++上総牛久駅)・江川海岸で夕方日没鑑賞(海原電線が見どころ、日本のウユニ塩湖?)などあり、お昼は「ウニとサザエめし」弁当もついていて、日帰り旅行の一日をフルに房総満喫できました。
これほどコンテンツ豊かな旅程を単身で実現しようと思うことはないだろうと思われるほどのびっしり度合いながら、いろいろこなした充足感は、ばっちり味わうことができました。正直いそがしかったです。でも、それぞれの観光スポットを単品で思い返すと、しっかり楽しんだな、と思えるだけの事前情報と時間とをアレンジいただけた、たいへんよく練られたツアーだと思いました。
大人気のツアーのようですが、今後もひきつづき開催予定のようです。お時間ゆるせば、ぜひトライしてみてください☆ オススメです。